若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

芝刈り

そろそろ芝刈りの時期です。

先日届いた新しい芝刈り機を組み立てました。

手押し式の芝刈り機と、際刈り用の二台です。

ピカピカである。

なんだか便利そうな機能もあるし楽しみである。

名前も「電動芝刈り機」じゃなくて「電子芝刈り機」になってました。

付属のコードも、感電防止とかで倍くらいの重さになってました。

なんかしらんけど、スグレモノという感じがします。

ピカピカの芝刈り機を眺めてたら、家内が、「芝刈りも大変だから、植木屋さんにでも頼んだら?」というんです。

あのね~、買ったばかりでしょ。

組み立てたとこでしょ。

たしかに、このところ家内に手伝ってもらうことが増えてましたし、家内の体調から見て今年は手伝ってもらうのはムリです。

それはそうなんですが、今いうか?

組み立てたばかりのピカピカの電子芝刈り機を見て、「腕が鳴るぜ!」と張り切ってる私にいうことか。

家内にそういったら、組み立てただけでしんどそうだからというんです。

た、たしかに・・・。

 

 

久しぶり人物画

きのう撮った写真をもとに、みーちゃんを描きました。

写真を撮りながら、みーちゃんは微妙な時期だと思いました。

わかりつつある。

「こっち向いて~!」というとカメラの方を見てくれる。

ポーズしてるようなしてないような感じです。

少し前だと、「こっち向いて~!」といっても何のことかわからず「ぽよよ~ん」です。

もう少し後になると、こっち向いてくれませんよ。

カメラを向けると、逃げたりヘンな顔したりする。

今から短い期間ですが、ポーズしてくれてるような感じの写真が撮れます。

小学4年生のはなちゃんは、堂々とポーズしてくれそうに思うんですが。

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兄妹

今日は久しぶりで、しょうちゃん、みーちゃん兄妹がやってきました。

家内の入院とかがあったので、一月以来です。

2歳6か月のみーちゃんの成長ぶりが楽しみでした。

激しく成長してました。

ほとんど「熟女」の雰囲気さえ漂っておりました。

お兄ちゃんを泣かせるほどの強い女という話は聞いてたんですが、強かった。

いっしょに積み木で遊んだんですが、自分のやり方以外許さない。

私がちょっとちがう積み方をすると、「ちがう!」と一喝してたたきこわす。

「これでもいいでしょ」と言っても、「ちがう!」とたたきこわす。

すべてにおいてパワフル、ダイナミックで、兄のしょうたろうくんはおとなしいほうなので、たじたじというか、さわらぬ神にタタリなしという感じです。

しばらくして、ゆうちゃん、あきらくん一家がやってきた。

ゆうちゃん、あきらくんパパがみーちゃんを抱っこしようとするんですが、当然いやがる。

いやがるみーちゃんを無理やり抱っこしようとするのも、まあ当然ですね。

抱っこされたみーちゃんが「ふんぎゃ~!」と叫んで暴れてたら、しょうちゃんが駆け寄って、「やめて!やめて!やめてあげて!」と猛然と抗議して、救出した。

そして、みーちゃんの肩をやさしく抱いて別の部屋に連れて行った。

連れて行きながらも、「もう!やめてあげて!」と怒ってました。

そして、みーちゃんに、「ここにいてよ。ここなら安全やからな」とやさしく言ってました。

みーちゃんは兄に優しく抱かれて目をうるませて、こっくりとうなずいてました。

う~ん、なんだか急に「か弱き女」に変身したみたいで、「か弱き女」というより「したたかな女」という感無きにしも非ずと思えたのであった。

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鶏肉

家内が退院して一ヶ月、通院治療中ですが、体力体調とも回復途中です。

食事が大切である。

鶏肉、野菜、きのこ、海藻がいいらしい。

家内は、いわゆる「完璧主義」です。

で、朝昼晩、鶏肉です。

このひと月、朝昼晩、鶏肉。

徹底的に鶏肉。

そのうち夫婦そろって鳥になるんじゃないかという勢いです。

これがホントのおしどり夫婦なんて、しゃれにもならない恐ろしさです。

この日記が更新されなくなったら、私が鳥になったと思ってください。

朝昼晩鶏肉ばっかりと言っても変化はありますよ。

朝もも肉昼胸肉晩ささみ。

一ヶ月朝昼晩鶏肉ですが、飽きないもんです。

味付けがあっさりだからですかね。

できるだけヘルシーにということで、味付けほとんどなしです。

毎日朝昼晩、味付けなし鶏肉野菜きのこ海藻で、人体改造実験みたいなんですが、二人ともまだ目立った変化はありません。

楽しみです。

 

 

 

親切なお巡りさん

今日は車で出かけました。

まったく知らない地域です。

ほほ~、こんな山の中に巨大な住宅地ができてるのか、などと感心しながら走りました。

Y字路に差し掛かって、地図では右に行くことになってるんですが、なんだか車が入っていけないような感じがしました。

右に行っていいのかなあと思いながら徐行してたら、若いお巡りさんが立ってるのに気づいた。

ラッキー!

聞いてみようと思ったら、迷いつつ徐行してる私に気づいたお巡りさんがニコニコと近づいてきた。

親切なお巡りさんだ。

車を止めて窓を開けたら、お巡りさんはニコニコと「そこ、一旦停止なんですけど、気づきませんでしたか?」

7千円でした。

どういうわけか、親切なお巡りさんと思いこんだ気分が最後まで抜けず、好感を持ったまま書類に指紋を押したのは我ながら不思議であった。

 

落馬

私が馬に乗ってると話すと、落馬を持ち出す人が多い。

たしかに落馬はつきものです。

馬に乗らない限り落馬することはない。

私は落ちたことはないですが、よく見るしよく聞きます。

大事に至ることはなく、落馬してお尻をさすりながら立ち上がるというのがほとんどです。

落馬そのものより、雨上がりの泥んこの馬場だったとか、馬糞の上だったとかの方が悲劇という感じです。

派手な「落馬!」ではなく、ずり落ちるのが多いです。

乗り手がバランスを崩して、立て直せずずるずる落ちる。

先日はベテラン男性が落馬したんですが、見ていた私が不思議に感じる落馬でした。

馬がコースを外れたので、修正するだろうと思ってたら落ちちゃった。

「え?そこ、落ちるとこですか?」

いっしょに見ていた女性も、「えらいあっさり落ちはりましたねえ~」と笑ってました。

この女性は落馬経験豊富な方で、泥んこ馬場への落馬は私も目撃しました。

連休最後の6日に乗馬クラブに行きました。

いつもは平日に行くので中高年ばかりですが、6日は女子中学生3人といっしょに乗りました。

まず中高年組4人で走った。

顔なじみの女性Aさんが調子よく走りだして、指導員が「いい感じいい感じ!」と声をかけたとたんに落馬した。

私の前を走ってたんですが、コーナーで馬がちょっとよじれたかなと思いました。

お尻をさすって立ち上がった。

中学生グループと交代。

中学生が走るのを見て、はは~、私たちの乗馬とぜんぜんちがうなと思いました。

「乗り」がちがう。

軽いです。

で、この子たちだったら、さっきのは落馬にならないなと思いました。

この子たちはずり落ちたりしない。

馬がよじれてもついていくし、体勢が崩れても立て直す。

中高年の落馬は、落馬じゃなくて、まあ成人病みたいなもんじゃないか。

治療法なし。

で、私は、おとなしい馬、鈍感な馬、動きの重い馬を指名して乗ってます。

 

 

 

 

めんばんたるこうちょう

橿原神宮前駅の駅ビル一階の一部が待合所みたいになってるんですが、先日すわってたらツバメが入ってきました。

ツバメの飛び方は気持ちいいです。

スイスイ、スイ~ッ!

二、三羽のツバメがスイスイ、スイ~ッと出たり入ったり。

と、待合所の壁にとまったんでびっくりしました。

タイルの壁なんです。

垂直のタイルの壁につかまってとまるなんて人間業じゃないです。

きのう待合所に行ったら、ツバメが巣を作てったのでもう一つびっくりしました。

垂直のタイルの壁に巣を作る!

去年までは、駅構内の看板の上に巣を作ってたのに、なぜだ?

巣を作ってる最中みたいで、ツバメは何かくちばしにくわえてせっせと運んでました。

見てると、非常に困難な作業です。

巣は、握りこぶしくらいの大きさまでできてるんですが、そこに付け加えるのがむずかしいというかムリみたいです。

タイルにとまってから、くちばしで運んできたものを付け加えるんですが、足場が安定しないから、下に落としてしまう。

くっつけそこなったものが巣の下に一杯落ちてました。

何度も何度も運んできては失敗してました。

「ツバメさん、場所を変えた方がいいですよ」と言いたかったです。

近くには、軒下とか、看板の下とか、巣作りに適した場所はあるのに、なぜ垂直タイルの壁面に作ろうと努力し続けるのか不思議に思いました。

不思議に思ってて、アッと思いだしました。

「めんばんたるこうちょうはきゅうぐうにとどまる。とどまるにそのとどまるところを知る。人として・・・」

漢字で思い出せないのがくやしいですが、『大学』の一節だったと思います。

「いい声で鳴く小鳥は、人につかまらないような場所に巣を作る。鳥でもあるべきところを知っているのだから、人としてあるべき姿を知らないようでは鳥に劣るといわねばならない」

まあ、こんな意味だったと思います。

ツバメさんは『大学』を読んで、巣の場所を変えたのかもしれません。