若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

朝香宮鳩彦(あさかのみややすひこ)

NHKTV『ブラタモリ』は毎週見てます。

タモリさんが全国をぶらぶら歩く。

ブラタモリ』に出てくる女性アナウンサーは、NHKの女性アナウンサーの中でも一番頼りないぼ~っとした人が選ばれてるのじゃないでしょうか。

今の人も前任者も、「へ~」とか「あ~」とかいうだけです。

まともなこと、中身のあることは何も言わず、「へ~」と「あ~」で押し切ってます。

タモリさんについてあっちこっちに行かせてもらっておもしろい話聞かせてもらっておいしいもの食べさせてもらって、いい身分だと思います。

見ていて腹が立たないんだからご人徳の賜物だと思います。

きのうは、東京の高級住宅地白金でしたが、まず紹介されたのが、これぞ高級住宅だ!という圧倒的パワーの「旧朝香宮邸」です。

まあ、とんでもないスケールでした。

これほどすごい御殿に住んでた朝香宮鳩彦さんって、どんな人なのか。

昭和天皇の兄弟は三笠宮秩父宮だし、それと同じくらいの地位というか血筋というか家柄というか、まあすごい人なんだろうと思ってウイキペディアで調べました。

調べた結果、わけわからん。

この人は久邇宮朝彦さんの第5夫人が生んだ第8皇子です。

久邇宮朝彦さんというのは、北朝第3代崇光天皇の男系15代・・・いや、なんかそんな感じみたい。

久邇宮朝彦さんはお父さんと同じく大変な精力家だったそうで、子供は二十人以上いるようです。

で、久邇宮朝彦さんの第5夫人が生んだ第8皇子が、明治天皇の第何夫人かが生んだ第8皇女と結婚するんです。

「宮家」というのは、適当に作ったものとしか思えませんでした。

適当に作ったものがこんなとんでもない御殿に住めたというのにびっくりしました。

こういう「宮家」がたくさんあったんですね。

戦後、こういう宮家は整理されて、本土決戦を叫んでた陸軍大将朝香宮鳩彦さんなんかとくに大変だっただろうと思うのは素人の浅はかさで、この人は戦後熱海に住んでゴルフ三昧で「ゴルフの宮様」と呼ばれて94歳で大往生。

白金には悪いけど、白金の印象が悪くなった『ブラタモリ』でした。