若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ビデオ反省会

きのうはギターのレッスン。

鹿せんべいとばし大会」尊師激写ビデオによる反省会である。
大会当日、毎年のように若草山に駆けつけて、私の雄姿を記録してやろうという尊師の姿勢には、頭が下がるというか首をかしげるというか、なんとも言いようがない。

おまけに今年は、ハイビジョンカメラによる録画で、実に鮮明な画像を楽しめたといいたいが、被写体が私だから、ハイビジョンでも日光写真でも差はない。
画像、音声が鮮明になるほど、しょぼさが目立つように思う。

とりあえずギターのレッスンにかかり、次の時間のY森さんを待つ。
尊師は、Y森さんにも見せようというのだ。
いい迷惑である。
同情する。

Y森さん登場。
かねて覚悟のY森さんは、尊師の声にあきらめきった表情でテレビの前に座った。
気の毒である。

共演の、桜よしのさんとギターの怪人クレージー・キングさんは、ライブハウスで場数をこなしてきただけあって、前回よりグレードアップしていると思った。
場数をこなさず、二年ぶりの若草山の私が、グレードアップしていないのは当然だ。

今年は、意識して動きを抑えた。
前回のビデオを見て、あまり動かないほうがいいと思ったからだ。
「リズムに乗った軽快なアクション」のつもりが、「リズムに乗りそこなったぎこちない動き」になっていた。

「つもり」と「実際」が違うのは、十数年前、初めて大きなステージに出た時に実感した。

尊師から、「ニコニコ笑って歌いなさい」と言われた私は、ニコニコ笑って歌ったつもりだった。
ところが、ビデオを見ると、笑ってるのじゃなくて顔が引きつっているだけだった。

尊師は、「客席を満遍なく見て歌いなさい」とも言われたので、そうしたつもりだったが、ビデオを見ると、目が泳いでいるというか、落ち着きなくきょろきょろしている感じだった。

「挙動不審の男」

さて、今回動きを控えめにしたのであるが、それが裏目に出て、長野から来た女性に、「ゆる〜いツイスト」と言われてしまった。

来年は、直立不動でいこう。