朝から雨である。
肌寒く、風も強い。
「鹿せんべい飛ばし大会」にふさわしい天候であるのに、中止とは残念である。
雨、雪、みぞれ、強風の中で、鹿せんべいを飛ばすのがナイスだと思う。
きのうの夕方遅くに、若草山観光振興会から中止の電話が入った。
昼には中止と決まっていたのだ。
市長はじめ、来賓や、役所関係への連絡で忙しかったそうだ。
まるで、私より市長の方が重要人物みたいな言い方だった。
温厚な私だが、ムカッとした。
市長はじめ、来賓や役所への連絡と言っても、何時間もかかるわけではない。
忘れられていたのだろう。
よく思いだしてくれたものだ。
東京の、あつ子さんから連絡がなければ、私は今日若草山に行ってた。
高校の友人、O君も、私が中止の連絡をしなければ、行ってただろう。
雨の若草山で、O君と同窓会になってた。
どんなにわびしかったことだろう。