若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

若さ実感

仕事をやめてから、自分の若さを実感する機会が多い。

整骨院に行き、カルチャーセンターに行くと、私より年上の人が目立つ。往復のバスも、私より年上の人が多い。まだまだ若いナ、と思う。

きのう、バス停で、80過ぎと思える夫婦が、バスを待つ間、ず〜っと、言い争っていた。ああいえばこういう、という感じで、二人とも、相手が何かいうと、いい返す。こう見えて、じつは、なかがいいご夫婦なんです、ということにしておく。

やはり、80過ぎと思える女性が二人おしゃべり。

息子は、全国を飛び回っている。大変忙しい。
公認会計士で、いい子なんだが、いまだに結婚しない。
娘は結婚して京都に居るが、やはり仕事が忙しくて、家事に手が回らない。

「たいへんですなあ。ヘルパーさんでも、頼んではりますの?」
「いえ、私が、ちょこちょこ行って・・・」
「あらまあ、たいへんですなあ。でも、○○さんとこみたいになってもねえ」
「なんですの」
「お正月に、娘さんがお孫さん連れて帰ってはったから、奥さんに、『お正月の間、にぎやかでよろしなあ』ていうたら、『い〜え、ず〜っとですねん。離婚して戻ってきましてん』ですて」

気楽そうに見えて、色々大変である。

バス停前の信号でとまった乗用車が、何か変だと思ったら、助手席にボンベが積んである。助手席にボンベ?と思って運転席を見たら、老人が酸素吸入しながら運転しているのであった。

そのうち、点滴しながら運転するかもしれない。

老人による、自動車事故が増えているらしい。
私は、仕事で、中小企業の経営者と話をすることが多かった。

皆さん、「生涯現役派」だが、60半ばから、運転に対して心配し始める。
夜が恐い、幅の感覚が鈍る、というのがほとんどだ。

そんなものかなあ、と思って聞いていたが、こっちもそろそろだ。
自分の「運転力ダウン」を自覚したら、運転免許を返上すべきだ。
ま、自覚する人は、少ないでしょうな。
「返上しなければならないほどダウンしてる」と自覚する人は、ほとんどないでしょう。

先日、新聞で、「高齢者運転免許返上率」を取り上げていて、65歳からの数字が出ていたので、ありゃりゃ、と思った。
こっちもそろそろ、どころではなく、もうすぐですがな。