若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

和菓子を作る

今日の料理教室は、和菓子に初挑戦。
季節感あふれる「あじさい」と名づけられた、かわいいお菓子です。(画像は掲示板です)

「和菓子を作る!」と、張り切っていたんですが、「作る」という感じではなかったです。
今まで作った料理は、工作で言えば、木を切ったり削ったり、曲げたりして、一から何かを作るという感じなら、今日の和菓子は、プラモデルを組み立てたような感じ。
作った!という満足感に乏しい。
白あんを丸めて、それに白あんのそぼろをくっつけただけだといえます。

味は、白あんの味だから、まちがいはない。
おいしかったです。

しかし、こんな単純なものでも、作り手による差は出ますね。
今日は、私と、中年女性二人、若い女性二人の五人でした。

私のが一番きれいにできたと断言できる。
女性達は、とにかく「そぼろ」を大量にくっつけようとするんですな。
つけなければ損!という感じです。

先生も、「あまり大きくしないで下さい。あまったら、持って帰ってもらいますから」と何度も言うんですが、聞かない。
そぼろが大量にビラビラとくっついてるので、「あじさい」というより、「ウニ」「イソギンチャク」系の雰囲気になってしまってました。

見た感じが、そぼろというより、カニの身をほぐしたのを丸めた団子、いう感じなんです。

若い女性が、自分のを見て、「あ〜〜ん!かわいくない!」と悲鳴を上げてましたが、当然でしょうな。
和菓子というより、魚のえさという雰囲気になってました。
魚のえさといっても、ボラ、アンコウ狙いのえさですよ。

女性達は、一番大きいのを作った人が優勝!と思っているようで、人のを見ながら火花を散らしてました。
そんなわけで、私が六個作り終わったとき、皆さんはやっと三個め。
先生が、「じゃ、若草さん、先にしまってもらいましょうか」ということで、お先に失礼しました。

同じフロアのショッピングセンターで買い物をして、出ようとして傘を忘れたことに気づいて教室に戻ったら、まだ作っていたのにはあきれました。