今日は、「レモンチーズスフレ」を作った。
春休みで、教室に子供の姿が増えている。
「キッズコース」というのがあって、小学生が料理を作る。
今日の、「キッズコース」は、バナナのオムレツ。
5人の「キッズ」が、楽しそうに作っていた。
一人は、幼稚園児と思える男の子だった。
先生に、「キッズコースは、小学生からじゃないんですか」と聞いたら、「まあ、調理台に背が届けば・・・」とのことであった。
さて、「レモンチーズスフレ」のテーブルも、私のほかは、小学高学年と思える女の子二人。
これは、私の手先が不器用なため、「キッズコース」に編入されたというわけではなく、この子達が、大人のコースに来ていたのです。
二人は、小学生かと思ったら、「中学新一年生」だった。
「かほちゃん」と「えりちゃん」で、「かほちゃん」とは、前にもいっしょになったことがある。
二人ともかわいい子で、手足は木の棒みたいな感じである。
おとなしく、黙ってうつむいている。
家では知りませんよ。
家では知りませんが、料理教室で、先生と私の前では、おとなしく黙ってうつむいていて、何か聞かれると恥ずかしそうに答える。
古典的、伝統的、典型的、「中学新一年生女子」という感じであった。
今日は、泡立てるのが、二人にはちょっとしんどいが、「かほちゃん」は、やや有利である。
両手が同じように使えるのだ。
文字を書くときは右、数字は左。
泡立てるのは、基本は左だが、疲れると右も使う。
有利である。
レモンの皮をむいたり、みじん切りにしたりするのは、私が早かった。
中学新一年生と競争しても仕方がないが、早かったのは事実だ。
皮をみじん切りにしたら、レモン汁をしぼる。
小さじ二杯取りたいが、足らなければ、ポッカレモン。
私は、小さじ一杯だけ取れたので、ポッカレモンを足した。
ところが、次にしぼったかほちゃん、その次にしぼったえりちゃんは、なんと小さじ二杯とれちゃったではないか。
私だけ一杯。(ーー;)
先生は、笑いながら、「う〜ん、指が細いからかなあ」と言ってました。
相手が、女の子二人とあなどって、全力でしぼらなかったのがまずかった。
レモンだけに、すっぱいでした。