先日アマゾンで買った洋書を、英和辞書片手に読んでます、と言いたいとこですが、まあ、英和辞書片手に単語の意味を調べてますというのが正確です。
読むとこまで行ってませんね。
『クラシカル・ペインティング・アトリエ』
古典的写実画法の本です。
これを読むと、古典的写実画法が簡単に手に入るのじゃなかろうか。
このテの本をかなり読んでます。
私が知らない秘法を知ってる人がいるんじゃないか。
うまく描ける筆や油や絵具があるんじゃないか。
向上心に燃えて読みあさってます。
これまでのところ、そんなものはなかった。
しかし、あるかも知れない。
で、読み続けてます。
まあ、これまで求めるものはなかったけど、知らない画家のいい絵をたくさん見たから、無駄ではないです。
この本を読んでて、「bastion」という単語が出てきました。
「アメリカ写実絵画の『牙城』」というような意味のようです。
この単語を調べるのに辞書を開いたら、「bassinet」という単語が目に飛び込んできました。
おお!バシネット!
生後6か月のはなちゃんがロサンゼルスに行くとき初めて知った言葉です。
飛行機で赤ん坊を乗せる台みたいなものです。
赤ん坊を乗せる台があるのか、便利なもんだと喜んでたら、大変な問題があることがわかったんです。
重量制限がある。
体重10キロ未満!
ガ〜〜ン!
はなちゃんは、10キロ200グラムあったんです。
丸々と肥えてましたよ。
私は、200グラムくらいいいではないか、と考えるようないい加減な男ではありません。
杓子定規で頭の固い人間です。
法令規則慣例常識最優先右へならい左にならいなんにでもならう。
悪法もまた法なりと毒杯をあおいだソクラテスにならって、悪法もまた法なりとチューハイをあおるような男です。
ここは正直に申告してバシネットはあきらめるべきだろう。
もし黙って乗って、はなちゃん200グラムオーバーのため成田発ロサンゼルス行全日空ボーイング777墜落というようなことになったら大変である。
出発まであと一ヶ月、それまでにダイエットじゃ!
生後6か月のはなちゃんに、「ビリーズブートキャンプ」(古!)をはじめ各種エクササイズをさせた甲斐あって、10キロ未満でロサンゼルスに旅立ちました。
ほんとですよ。
で、バシネット。
辞書で見たら、籐で編んだほろ付きのゆりかごや乳母車を指す言葉らしいです。
飛行機のバシネットが籐で編んだほろ付きかどうかは知りません。