若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ロバート

きのうは神戸に行きました。

はなちゃん幼稚園、ことちゃんが出むかえてくれました。
一ヶ月ぶりのことちゃんは、なんとなくおとなびてました。

画用紙で作った雪だるまがあったので、ママに聞いたら、ことちゃんが「なかよしクラブ(プレ幼稚園)」で作ったのだそうです。

上手に作るもんだと感心しました。
ことちゃんは、向こうの方で背を向けてお絵かきをしてたので、雪だるまを持ってことちゃんのそばに行って、「ことちゃん、これどこで作ったの?」と聞きました。

すると、ことちゃんは、チラッと私を見て、「ママが、なかよしクラブで作ったって言ったでしょ!」と冷たく言うと、お絵かきに戻ったんです。

にくたらしい子やねえ。

お絵かきに夢中に見えたことちゃんですが、3歳児、あなどれませんね。

はなちゃんが幼稚園から戻って、三人でお絵かき。

はなちゃんが、「おじいちゃん、おばあちゃんにやさしくしてあげないとだめだよ」と静かに言ったのにはどきりとしました。

「この前おばあちゃんといっしょにお絵かきしたとき、おじいちゃん、おばあちゃんの絵をへたっぴーって言ったでしょ。おばあちゃん、悲しいと思うよ」

ことちゃんは、描いた絵をハサミで切りぬくのにはまってるようで、次々と切り抜く。
見事なハサミさばきです。

その横ではなちゃんが、「おじいちゃん、ピアノひいてあげようか」と言った瞬間、私が返事するより前に、ことちゃんがぱっと立って、ハサミを放り投げて一目散にピアノの部屋に走って行った。

あっけにとられた私たちが後を追ってピアノの部屋に入ると、ことちゃんは、ピアノの前にデ〜〜ン!とすわって、「おねえちゃんにピアノはさわらせない!」とばかりに、妖気を漂わせてました。

切り紙に夢中に見えたことちゃんですが、以下同文。

そのあと、5歳児はなちゃんの指導のもと、「小学生ごっこ」をしました。
まず、名前をつけます。

今、幼稚園で、名前を変えるのがはやってるそうです。

「じゃあね、はなちゃんは、みな子だからね。ことちゃんはね、え〜っと、あゆみだよ。おじいちゃんは・・・おじいちゃん、なににする?」
「う〜ん、おじいちゃんは・・・ロバートにする」
「じゃ、おじいちゃんはロバートね」

意外にもまったく異議なく「ロバート」は承認されました。

はなちゃんから、「ねえ、ロバート!」と呼ばれるのはなんとなくこそばかった。

ことちゃんは、「ねえ、ロバード!」と、どういうわけか「ト」がにごるのであった。

私は、「ロバート」が大変気に入ったんですが、はなちゃんは途中であきたようで、「もうや〜めた!」と宣言しました。

「ロバートと呼んで」とお願いしても、「もうやめたの!」と言って呼んでくれなかった。

ことちゃんは、ずっと、「ロバード」と呼んでくれました。