去年、家内をモデルに描いた絵があります。
アンソニー・ヴァン・ダイクの絵を模写したとき、真珠の首飾りの描き方を勉強しました。
かなりうまく描けました。
それを実地に試したくて、真珠の首飾りをつけた家内を描いたんです。
美術予備校の先生は、模写が完成した後で、ウハウハと喜んでる私にひとこと。
「若草さん、模写で描けたからと言って、自分でも描けると思わない方がいいですよ」
そうなんですよね。
まねして描くのと、自分で描くのとはちがうんです。
何度も経験してます。
で、家内の真珠の首飾りも、模写の時ほどうまくは描けなかった。
でも、まあこんなもんかな、という感じでした。
きのう、その絵を見て、家内が、「真珠というより、パチンコ玉やね」と言ったんです。
カッチ〜〜ン!ときた。
だいたいやね〜、あんたパチンコ玉見たことあるんか!
と、むかつきつつも、う〜ん・・・そういわれれば・・・たしかに・・・。
で、手を加えました。
少しは真珠らしくなったと思います。
身近に厳しいことを言ってくれる人があるのはありがたいことだ、と、日記には書いておこう。(-_-;)