若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

衝撃の『ファミリーヒストリー』

ファミリーヒストリー』は、NHKテレビの番組です。

テレビタレントのご先祖を探る、みたいな番組です。
ご先祖といっても、鎌倉時代とかいうのじゃなくて、おじいさんおばあさんくらいまで。

名もない人の過去をよく調べられるもんだと感心して、時々見てます。

NHKが調べた両親や祖父母のことを、タレントさんたちは、「知りませんでした!」と感激してます。
そうでしょうね。
私だって、両親や祖父母のことなんかほとんど知りません。

先日の『ファミリーヒストリー』で、タレントの塚地武雅さんを取り上げてました。
べつに彼に興味があったわけではないんですが、録画しました。

それを見た家内が、「高井田が写ってたよ」というんです。
東大阪市高井田、私が40年ほど住んでた街です。

高井田といっても広いですから、まあ、どこか知ってるとこが写ってるかなと思って、先ほど録画を見ました。

いきなり、近鉄永和駅近くの鈴木歯科が出てきたので驚いた。
お世話になった歯科医院です。

けっこう近いな、と思って見てたら、見覚えのある古びた文化住宅が出てきた。
ウチのすぐ前が文化住宅だったんです。

これって、ウチの向かいの文化住宅じゃなかろうか?

でも、文化住宅ってどれも似たようなもんだからなあ、と思って見てたら、おじいさんが出てきた。

名前を見てびっくりしました。

「あきちゃんや!」

私の幼馴染だった「ぼくちゃん」の叔父さんですよ。

ぼくちゃんには、「あきちゃん」と「たかちゃん」という二人の叔父さんがいたんです。
いや、二人が叔父さんだと知ったのは、ずっと後のことで、子供のころは、「ぼくちゃんの家に住んでる人」という感じでした。


ふ〜ん、やっぱりこの文化住宅はウチの向かいかな、と思って目を凝らしてたら、カメラが動いて映し出したのは、懐かしき道路でした。
我が家はもうないので、写りませんが、まちがいなく、ウチの前の道路でした。

塚地さんのおじいさんが、戦前にウチの近所で防火用水の水槽を作っていたらしい。

いやあ、びっくりしました。
どうということはないけど、ファミリーヒストリーだなあと思いました。