先週水曜日の、自治会主催の防犯講演会は、家内も来てくれました。
来てくれたのはいいんですが、帰ってから、「講師の課長にお茶も用意してないなんて!」と怒られました。
た、たしかに。
防犯講演会は副会長のAさんの担当なんです。
で、来年のこともあるし、Aさんにメールを入れました。
家内に言われたというのもしゃくなので、「出席者から、そういう意見がありました」と書きました。
Aさんからすぐ返事が来ました。
「了解です。ひょっとして、奥さんに言われたんですか?」
うっ!
私は、それほど気の利かない、ぼーっとした男と思われてるのか。
さて、今日は額縁を買いに行きました。
行きつけの画材屋です。
家族でやってるなじみの店です。
今は、無愛想な息子が一人でやってます。
おやじさんもおかみさんも、いつのまにかいなくなった。
理由を聞いても、はぐらかして答えない。
複雑な事情がありそうですが、根掘り葉掘り聞く気はない。
(「根掘り」はわかるけど、「葉掘り」とは?)
この息子、無愛想だけど、額縁選びになるとうるさい。
毎度のことなんですが、そう簡単には決めさせてくれないんですよ。
「この絵ですか・・・そうですね〜、顔の色に合わせるなら金縁がいいんですが、服の色に合わせるなら淡い色ですね〜、バックに合わせるなら黒、値段を考えると、銀がお手頃ですし、モデルのかわいさ優先なら白い額・・・」と、まあ、ありとあらゆる選択肢を提示しておいて、私が、「じゃあ顔に合わせて金にする」というと、「いや、そうなると服の色と・・・」「じゃあ、淡い色にしようかな」「それではバックと釣り合いが取れませんよ」「じゃあ黒」「それでは顔が」・・・。
もうほんまにどないせえっちゅうねん!?
あんたのええようにするがな!と言いたくなります。
今日も、さんざん堂々巡りの回り道をしたあとで、わたしが、「もう決めた!金の額縁にする!」と言ったら、「え!?き、き、金ですか。う〜ん・・・若草さん・・・まあ、それでもいいんですが、こ、この絵は、ご自宅用ですか?プレゼント用ですか?」と聞くじゃありませんか。
いやな予感がしました。
何年か前、おかみさんに同じことを聞かれたことがあるんです。
「この絵、ご自宅用でっか?プレゼント用でっか?」
「プレゼントです」
「あ!そしたら安い方がよろしわなあ」
親子ですからねえ。
息子も同じポリシーかもしれない。
私が、「これは自宅用」と答えると、息子は、にっか〜〜!と笑いましたよ。
「あ、ご自宅用ですか。そ、そ、そしたら・・・奥さんの、ご、ご、ご意見を聞かれた方がいいんとちがいますか」
あのね〜・・・。(-_-;)