「全米」って?
「米」じゃないんですね。
「ナショナル」を「全米」と訳したんですね。
どういう組織かわかりにくいです。
よその国のことはわかりにくい。
わかりにくいことがあるとうれしい。
日本の大学の運動部は、何をしようが運動部の勝手みたいですが、むこうはNCAAがすべてきめる。
いま、何か調べるのにありがたいのは、ネットで、体験者の声が聞けることです。
体育関係でもいろいろ出てます。
「サンフランシスコの小学校に子供が通ってるんですが、体育の授業が・・・」
「ニューヨークの大学に留学中で、バスケット部に入ってるんですが・・・」
まあ、「個人の感想です」という面もあるでしょうが。
アメリカの小学校では、体育の授業も体育大会も、遊びの延長みたいなもんだと驚いてるお母さんがいます。
日本人で、アメリカの高校のスポーツトレーナーをしてる人がいます。
学校体育の安全管理が徹底してると書いてます。
学校には、「スポーツトレーナー」が居るそうです。
アメリカンフットボールの試合は、医師と救急車が待機してなければならないそうです。
別の人は、「チアー」というんですか、応援ですね、高校生は二段組しかしてはいけない規則だと書いてます。
三段は大学からだそうです。
頑張って相手を出し抜くことができない。
アメリカの学校スポーツは、シーズン制だというのはよく聞きます。
何月から何月まではフットボール、次が野球で、次がバスケットボールという感じ、
だから、学生はいろんなスポーツを経験できる。
学校も、いろんなスポーツを経験するようにすすめる。
アメリカの大学に留学して、バスケット部に入った人が驚いてました。
次の試合相手が、去年の地域優勝校だった。
しかもその時のレギュラーが全員一年生だったと聞いて、これは厳しいなと思った。
ところが、なんと、相手チームの去年のレギュラーは、全員ほかの競技に移ってしまってて一人も残ってなかった。
そんなことってあるんか?
何年か前、日本の女子サッカーがアメリカに勝って優勝したことがありました。
そのとき、アメリカ女子サッカー協会のホームページの選手紹介を見てびっくりしました。
サッカー一筋の人なんかいなかったんです。
アメリカに澤穂希はいない。
運動部にはだれでも入れるわけじゃないそうです。
レギュラーと交代要員だけを選抜していれる。
だから、日本の「強豪校」みたいに、部員100人で、大半は試合に出られないということがない。
二部チーム、三部チームに分かれてて、それぞれ独立してやってるみたいです。
能力で選ばれたんだから、先輩も後輩もない。
練習も制限されてるみたい。
朝練はダメ、土日休み。
フットボールは、シーズンの5週間前から練習していいそうです。
それも、ヘルメットを着けての練習は何日、試合形式の練習は何日と決まってるそうです。
そして、シーズンが終わったら練習禁止というんですが、ちょっと信じられません。
信じられないことがいろいろあります。
高校のバスケットボールで、160対2で勝ったチームが、出場停止処分になったそうです。
それだけの大差をつけてなお手を緩めなかったのがスポーツマン精神に欠けるからだそうです。
う〜ん。
アメリカでは「奇跡の大逆転」てないんですかね。
いろいろ読んで疑問。
野球で、日米対抗というのがあります。
高校も大学もいい勝負です。
向こうは、あれこれやってる人で、こっちは365日野球の人。
それでいい勝負って?
大谷選手の、ピッチャーとバッタの二刀流にはびっくりですが、むこうは野球とフットボールの二刀流。
わからんことだらけである。