模写してたヤン・ファン・アイクの『受胎告知』のマリア像、完成しました。
完成といっても、いつものように先生が「ここまで!」と宣告したということなんですが。
今回、私としてはもう少しがんばってもいいかと思ってたんですが、「この先は泥沼です。きりがないです」ということでおしまい。
いつものように、巨匠の名作はすごいと思いました。
早速額縁屋に行きました。この絵はふつうのサイズじゃないので別注になります。
顔なじみの額縁屋のお兄ちゃんが熱心に選んでくれる。
私もすんなり買えるとは思ってません。
お兄ちゃんの得心のいくまで選んでもらう。
店の電話が鳴ってもほったらかしです。
完全無視。
鳴りつづけるので「出てちょうだい」と言ったら、しぶしぶ電話を取りました。
おなじみさんだったみたいで、機嫌よく話してたんですが、何度も相手に「いや、それは若草さん・・・」「ちょっと若草さん、それはですね」と、呼びかけるんです。
そのたんびにお兄ちゃんの肩をたたいて、私の顔を指さして「ちがうよ」と教えてやりました。
久しぶりにお兄ちゃんのお母さんが店に居ました。
お母さんはこの絵を見て、「これ、絵~でっか?」と聞きました。