大型台風19号が関東を直撃しそうです。
現在午後2時で、奈良は時々強く降ったり吹いたりという感じです。
テレビで、「1200人の犠牲者を出した1958年の狩野川台風並み」と言うのを聞いて、「狩野川台風?なにそれ?」と思いました。
まったく知りませんでした。
1958年といえば私は12歳なんで知っててもおかしくない。
狩野川台風は聞いたこともない。
小学生の頃の私にとって一番恐ろしい台風は1934年の「室戸台風」でした。
先生から何度も聞かされた。
登校時間だったので先生や小学生の犠牲が多かった。
校舎の下敷きになって死んだ先生や生徒の話を聞かされてほんとに怖かった。
犠牲者を慰霊する「教育塔」にも社会見学で行きました。
「室戸台風」の次によく聞いたのは1950年の「ジェーン台風」です。
1959年の「伊勢湾台風」は大人から聞いたんじゃなくて自分で知った。
「知った」のじゃなくて恐ろしさを体験したのは1961年の「第二室戸台風」で、わが人生の中ではこれが最大の自然災害です。
体験した中身は、家のガラスが割れた、家の物干し台が屋根から落ちた、近所の電柱が何本も倒れた、というくらいなんですが。
私にとって台風といえば「第二室戸」です。
今回調べたら犠牲者は200人だそうです。
犠牲者200人の第二室戸台風が「史上最大最悪の台風」で、犠牲者1200人の「狩野川台風」は名前も知らない。
う~ん、当然とはいえ台風も「自己中心」ですね。
困ったもんであり、反省もしますが、たぶんどうしようもないです。