ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィの『祈りの聖母』模写進行中。
先生は、「顔にあと二、三日、手に二、三日、衣装に二日くらいですかね」と言われましたので、色を付けるのは来年ですね。
模写してみると、こういう美術館に所蔵された「名画」というのは、素人の手におえるもんじゃないです。
当たり前だけど「巨匠」のマネが簡単にできるわけない。
ここまで徹底的にやってるから、自然に、美しく、それらしく見えるんだなとわかります。
たいへんです。
この『祈りの聖母』も「じょうずだなあ」と思ってたんですが、それどころじゃないですわ。
油絵の歴史上、いちばんたくさん描かれたのはマリア様でしょうか。
イエス様かな。
どうなんでしょう。
二人いっしょもありますね。
ハリツケのイエスとマリア様。
私はハリツケはキライ。
好きな人いるかな。
好きとか嫌いとかじゃないのか。
「受胎告知」も多いから、マリア様のほうがたくさん描かれてるかな。
「受胎告知」は絵の題材としてはおいしいと思います。
登場人物(?)はマリア様と天使の二人だけでシンプルですし、おめでたい場面である。
日本画なら富士山とお日さまみたいなもんですね。
「受胎告知」という日本語タイトルがまたいいと思います。
単純明快です。
誰が考え付いたんでしょうか。
中国発祥ですかね。
『祈りの聖母』、がんばります。