『祈りの聖母』の模写をしてます。
模写というのは描き進めていくにつれてだんだん本物に近づくと思う人が多いのではなかろうか。
ちがいます。
少なくとも私の場合ちがいます。
描き進むにつれてだんだんちがうとこが見えてくる。
なぜ早い段階で気づかないのであろうか。
ナゾである。
描き進めたところでまちがいに気づくと大変ですよ。
ここまできて今さら描きなおしたくない!というのもあるし、ここを描きなおしたらあっちもこっちも、ということもある。
どうしようもない。
あきらめる。
私の模写はすべてこのパターンです。
今回の『祈りの聖母』もこの期に及んであっちもこっちもいろいろあれこれちがうとこが目につくようになってまいりましたが、もうどうしようもありません。
いつも先生が言われます。
「ある程度進んだら原画は見ないようにしましょう」
素人模写に対する名言である。
うまくいきますようにとマリア様が祈ってくれてるような気がします。