今日は乗馬クラブ。
「人馬一体」と言う言葉は知ってますが、どういうことかは知りません。
これからも実感することはないであろう。
「一体」という超現実的境地はムリでも、馬とリズムを合わせるくらいはできそうに思うんですが、これが難しい。
馬が「イチニ、イチニ」というリズムで走ることがありますが、人間も「イチニ、イチニ」と乗ってやれば合うじゃないか思うのが素人の浅はかさですよ。
この簡単なリズムが合わないんですな。
合ってないとわかるならまだいいんですが、合ってるのか合ってないのかわからない。
どうしようもないです。
指導員に言われて、「ふ~ん、合ってないのか。合ってると思うんだけどなあ・・・」という頼りない状況です。
今日、午前中その「イチニ、イチニ」のリズムで乗ってたんですが、非常に快適である。
いつもとちがうなあ、いい感じだなあと思ってたら、指導員に「若草さん、今日はリズムが合ってますね」と言われた。
そうなのか。
10年目にして初めて「イチニ、イチニ」のリズムが合ったのか。
指導員によれば、いつもは合ったと思ったらずれてるそうです。
合ったりずれたり。
今日は珍しくずっと合ってたようです。
よっしゃ!と張り切って午後のレッスンに出たんですが、なんかおかしい。
午前中と同じ馬に乗ってるのに、調子のいい「イチニ、イチニ」にならない。
馬の動きがおかしい。
どうも馬が足を引きずってるようである。
指導員が、「若草さん、朝みたいに行きませんね」と言うので、「馬の動きがおかしいんです」と言ったら、「いや、若草さんがおかしいんです」と言われた。
手綱の握りかたを指示された通りにしたらうまく乗れました。
乗馬10年目にして「イチニ、イチニ」がわかったという記念すべき日であった。
わかっただけで、うまく乗れるかどうかは出たとこ勝負ですが。