若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ウイズ洪水

ウイズコロナ」って誰が言いだしたんでしょうか。

「コロナとともに」をわざわざカタカナで言ってるのか。

まあ「コロナとともに」ではちょっと仲良すぎる感じはしますが。

コロナと手に手をとってという雰囲気です。コロナに手があるかどうか知らんけど。

 

そこへ球磨川の洪水です。

最近洪水が多いのか、今まで私が気にしてなかっただけなのか。

何年か前、鬼怒川の洪水の時に驚きました。

私が知ってるような川があふれるのか!?

あわてて「治水」に関する本を買って、川があふれるのは当たり前ということを知りました。

日本中の川があふれ続けてる。

あふれ続けて2千年。

ウイズ洪水」どころじゃなくて「ウイズ~~~~ッと洪水」。

 

球磨川の洪水についてネットで調べました。

ウイズ~~~~ッと洪水ですね。

20年ほど前の資料があって、人吉市内のお風呂屋さんの脱衣場の柱には、「何年の洪水の時は水がここまで来た」という印がいくつも刻んであるそうです。

昔の洪水はゆっくり来てゆっくり引いたそうです。

で、引いていくときに家じゅう掃除ができて良かったと言うんですが。

昔は泥じゃなくて砂だったから良かったと言うんですが。

 

球磨川自体もいろいろ変わったし、流域の様子もいろいろ変わって、洪水も昔の洪水とは違ってきてるようです。

 

私が住んでるのは古くからある村の近くの山林を50年ほど前に開いた住宅地です。

自治会の役員をしてたとき、ある会合で村の人から「水害」の話を聞きました。

この住宅地ができて村が「水害」で困ったそうです。

水を吸い込んでためておく山林がなくなったからだというんです。

山林を住宅地として売ったのは村の人たちだけど「水害」までは考えてなかった。

 

「自然」に手を加えると思わぬところに影響が出るんですね。

とくにこの数十年、手を加えまくってるから影響出まくりじゃないでしょうか。

ウイズ洪水、たいへんですよ。