若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

「扶養除隊」

録画してあった映画『戦場』を見ました。

1949年アメリカ映画です。

全然知らない映画でしたが名作だと思いました。

舞台劇みたいな感じで、最近の「戦争超巨編!」に慣れた目にはしょぼいですが、リアルです。

第二次大戦の話で、ヨーロッパに派遣されたアメリカ軍の歩兵部隊が主役です。

自分たちがどこにいるかさえはっきりわかってない。

もうそろそろ戦争も終わるんじゃないか、いや、終わってほしいなあ、パリ見物でもして国に帰りたいなあという雰囲気です。

ところがまたも前線に送られることになって、というお話です。

 

ひとつ大変気になるとこがありました。

ひとりの兵士が「国に帰れることになった!」と喜ぶんです。

奥さんが病気になって子供の世話ができないので「扶養除隊」を申請したら認められたと言うんです。

「扶養除隊」???

そんなんあるんですか。

戦いの真っ最中ですよ。

ヨーロッパですよ。

日本の兵隊が、中国かフィリピンかビルマで戦ってる最中に、「家内が病気で子供の世話ができませんので帰らせてください」というような申請できたんでしょうか。

 

リアルな映画なんですがここだけどうしても納得できません。

そんな制度があったんか。

ハリウッド映画だからいいかげんなんでしょうか。

ネットで調べたけどわかりません。

気になる~!