若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

夜の街

「夜の街」と「夜の町」はちがう。

「夜の街」はにぎやかで「夜の町」は静かである。

 

ちょっと前までコロナ関連で「夜の街」が話題になり問題になりました。

コロナは武漢発夜の街経由で日本中に広がってるという感じであった。

奈良県発表のコロナ感染者情報には「推定感染経路」という欄があって、「大阪市内で飲食」というのが多い。

荒井知事は、コロナはもともと大阪のもので大阪から奈良にやってくると言ってた。

はっきりは言ってないけどそう言ってるように聞こえた。

 

さて現在大阪の夜の街はどうなってるのか。

A君に聞いたらわかるだろうと思って電話しました。

私のかつての飲み友達で、定年退職後も律義に夜の街に通ってる。

緊急事態宣言もものともしない勢いだったけど奥さんの猛反対で苦渋の決断自粛せざるを得なかった。

彼に自粛させたんだからコロナはすごいですよ。

A君は、三十年ほど前から次々とおそいかかる、悪性リンパ腫、なんとか管狭窄症、肺がん、脾臓全摘出にもめげずへこまず気にせず酒もたばこもやめない。

今も抗がん剤治療で病院通いですが、何の自覚症状も副作用もなく酒もたばこもやめる理由がないそうです。

 

で、緊急事態宣言解除後、完全復活。

奥さんの猛反対はふつうの反対になったそうです。

あきらめたんですね。

 

二人でよく通った法善寺横丁のバーはコロナ対策完璧だそうです。

カウンターに12席でぎゅうぎゅうの狭い店でしたが8席に減らして、カウンターの内と外、客席の間をアクリル板で仕切って営業中ですが客は減ってる。

もう一軒行きつけの居酒屋は特に何もせず客は半減以下とのことでした。

「どの店もたいへんやなあ」と言ったら「飲み屋なんかもうけたおしてますがな」と自分の身体も人のふところもあくまで楽観的なA君であった。

 酒を飲むのは身体をアルコール消毒してるのといっしょだそうです。

(あくまで個人の感想です。)