番組終了の季節です。
さびしい思いをしている方もあると思います。
子供のころ見ている連続番組が終わるのが非常にさびしかった。
くやしいというか腹が立つというか、心がかき乱された。
ラジオもよく聞いてたけどそういう記憶はありません。
そういう思いを味わうには幼すぎたんでしょうか。
『ルンペンバガボンド』という番組が終わったとき非常に腹が立った。
水之江タキ子、丹下キヨコ、橘薫という当時の三熟女主演番組で、丹下キヨコがやけどをして打ち切りになった。
私は丹下キヨコを許せなかった。
腹が立ってしかたなかった。
子供向きの番組ではなかったと思うんですが、主題歌もおぼえてるくらいだからよほど好きだったのか、まあ番組も少なかったから何でもよかったのかもしれない。
「♪おいらはルンペンバカボンド。あの町この町思い出の町。けんかもしました恋もしました。おいらはルンペンバカボンド、バカボンド、ウ~ッ!」
視聴率が低いから打ち切りというのはいつごろから始まったんでしょうか。
中学生のころ『番頭はんとでっちどん』という超人気番組があって、視聴率75%だったかとんでもない数字を記録した。
作者の花登こばこさんがスポンサーの七複製薬に報告に行った。
「薬種商」という雰囲気の非常に古い店で、番頭さんが出てきて「75%いうことは25%は見てない言うことですな。スポンサー料の25%はどぶに捨てたのといっしょだすな」と嫌味を言われたそうです。
ちょっといい話である。
番組終了、いろいろ大変だと思います。