きのう奈良県でコロナ感染者が過去最高の71人という発表でした。
コロナの始めから奈良は人口10万人当たりの感染者は多かった。
だいたい20位台だったと思います。
県知事の荒井さんは「大阪が悪い」と言ってた。
荒井さんの話を聞いてると悪いのはコロナより大阪という感じでした。
伝説のロックバンド「クリーム」解散を思い出した。
1968年、人気絶頂での解散の理由を聞かれたメンバーが「とにかくアメリカが悪い」と答えたんです。
荒井さんは大阪に行くなと訴えてた。
京都、神戸、和歌山、どこに行ってもいいけど大阪にだけは行くな、大阪に行かなければだいじょうぶという感じだった。
そんな荒井さんへの批判も多かった。
「大阪に行くなというだけで何の対策もしない」
感染者最多となった今回も飲食店への時短要請などの特別な対策はしないようです。
「飲食店などが感染拡大源という顕著な例が見られない」からとのことです。
というか、奈良で時短要請なんかできないのではないか。
もともと「早じまい」で有名です。
「大仏商法」と悪口を言われるくらい商売気がない。
ネットでも「奈良公園周辺で8時を過ぎると閉店する店が多く観光客から不満の声が上がっている」という記事はたくさんあります。
県もそういう不満の声を無視できず、何年か前「早朝の奈良を楽しもう!」という苦しいキャンペーンをしたことがあります。
それでは苦しすぎるというので、近鉄奈良駅近くの商店街で「月に一度は遅くまで営業しよう!」という取り組みを始めたのがニュースになったこともある。
私も経験してます。
「鹿せんべい飛ばし大会」に出演してた頃、野外特別ステージでで熱唱しておなかが空いたので1時半ごろ若草山で食堂を探したらほとんど閉店で、開いていた店に入ったら店主が気の毒そうに「ごはんがきれたんです」と言った。
何を食べたか忘れました。
猿沢の池の近くの土産物店で5時過ぎには閉店してる店があってびっくりしたこともある。
「大仏商法」というより、暗くなったら閉めるのは「自然商法」だと思います。
中世ヨーロッパの同業者組合の規則には「ろうそくをつけて仕事をしたらダメ」というのがあったそうです。
「大仏商法」に「お客様は神様デス」が怒ってる。
私としては地元の大仏様を応援したい。
なんの話だったかわからなくなった。