朝日新聞朝刊。
「『令和の禁酒令』の先」というタイトルに、え?と思いました。
「事実上の『禁酒令』は私たちの社会をどう変えるのでしょうか」と問いかけてます。
「アルコール提供自粛要請」が「事実上の禁酒令」かな。
今は酒を飲めなくなった私ですが、酒を楽しんでたときでも「アルコール提供自粛」では何の影響も受けなかった。
「販売禁止」だと大変困ったと思いますが。
家で飲んでたから、居酒屋、バー、スナック、など関係なし。
酒は仕事が終わって家で飲む。
父がそうだったから自然とそうなったんだと思います。
日本酒二級を二合、夏はまず冷で飲んでから熱燗というのも父譲り。
仕事がらみで飲むことはなかったし、声がかかる飲み友達も二人だけだったから外で飲む機会は年何度か。
いや、私と関係ないからどうでもいいというのじゃありませんよ。
「令和の禁酒令」はおかしいと思う。
朝日新聞は「令和の禁酒令」について三人の方に意見を求めてます。
タイトルがわけわからんので三人の意見もわけわからん。
作家の町田康さんが一番わかりやすい。
インタビューの電話がっかかってきたのでヒマだったしなんとなくしゃべったという感じがよく出てます。
広島大学名誉教授岡本勝さんはこう語ってる。
アメリカの禁酒法の時、低所得の労働者は高い密造酒に手を出せなかったけど、金持ちはこっそり楽しめたので国民を分断することになったが、「令和の禁酒令」も自粛を守る人と守らない人の分断を産んでいる。
いくらなんでも強引だと思います。
次は尾畑酒造専務尾畑留美子さん。
いきなり、「酒はもともと神とつながるツールでした」ときっぱりと言い切るのでカックンとなる。
イスラム教徒の意見を聞きたいと思うのは私だけではなかろう。
日本酒限定の話かと思ったけどキリスト教の修道士がワインを作った話も紹介してます。
「酒場で話していてアイデアが浮かび箸袋やコースターにメモしたことはありませんか」
ない。
一回もない。
朝日新聞に言いたい。
酒場で話すようなことを新聞でやるな。