NHKの「ブラタモリ」はイヤなところも引っかかる所もないので好きです。
タモリさんが地層とか岩とかに詳しいので毎回感心します。
何年か前、大学美術部の同窓会でそう言ったら、みんなが「なに言ってるの。台本通りにやってるだけじゃない」と言ったので驚いた。
これほど根性のねじくれひねくれたやつばかりとは思わなかった。
この番組を見てると、あれこれ言っても今の人類が成り立っている基礎は土地だ!思います。
きのうは再放送で「志摩」。
いつも通り楽しく見てたんですが、波切(なきり)、大王崎灯台が出てきたのでおお!と思った。
なぜ「おお!」と思ったかと言うと、波切は高校美術部の定期合宿地だったんです。
波切と小豆島が定期合宿地で、もう一つはその都度選んでた。
波切には2年生の時と卒業してからと2度行ってます。
灯台があって漁港があって、絵を描く場所として人気があるようです。
泊まるのは「茂平治屋旅館」と決まってました。
まだあるか調べたら「モヘジヤ旅館」になってました。
ほとんど忘れてますが、波切の町は狭くて急な階段と坂と猫が多かった記憶がある。
たいした思い出はないんですが。
T君といっしょにスケッチに出て歩いてたら狭い入り江に出た。
浜からは急な崖で上は畑、あたりは無人です。
泳ごうかと言うことになって二人で真っ裸で海に入ったり浜に上がったりしてました。
「お~い!」と声が聞こえるので見上げると自転車に乗ったおじさんだった。
おじさんは笑いながら「女の子が来るよ」と言って去っていった。
あわてて服を着たらしばらくして制服姿の女子中学生が三人笑いながら通って行きました。
こういうどうでもいいことが記憶に残ってるというのも不思議ですね。