『英語は知ってるけど話せないというあなたへ』という本を読みました。
英語を話したいと思ってるわけじゃない。
最近、英語についての本を読んでます。
読んで私の英語を何とかしようというのではありません。
英語の人が英語をどう思ってるのか興味があるというだけです。
英語の人にとっても英語は十分難しくややこしいということがわかった。
たぶんどの国の人にとっても「国語」はややこしいのだと思います。
さて、この本は英語を学んでる外国人相手にアメリカ人が書いた本です。
語学の専門家ではなく「ビジネスマン」だと思います。
この手の本にはこういうことが書いてあるだろうと思えることがいっぱい書いてある。
この手の本を読んだことがない私にも新鮮味がなかった。
ボディランゲージが大事だと書いてます。
身振り手振り表情が言葉以上に大事である。
そして言葉使い以上に、抑揚、強弱が大事である。
それが一体となって言いたいことが伝わる。
ところが、外国語である英語を話すとなると、まちがってはならないという緊張感で体はかたまり表情はひきつり、棒読み調になってしまう。
これでは言いたいことが伝わらない。
みなさん、母国語でしゃべるときは身振り手振りを交え表情豊かに、抑揚強弱をつけてしゃべるでしょ。
英語を使う時もそうすれば通じるものですよ。
う~ん、そうかな、と思いました。
日本人はちがうんじゃないか。
と思ってたらテレビで菅首相の会見をやってた。
東京に4回目の緊急事態宣言です。
無表情、身振り手振りなし、抑揚強弱なしの棒読み。
もひとつおまけに首相得意技、目が死んでて泳いでる。
いや、死んだ目が泳ぐか?
漂ってると言った方がいいのじゃないか?
ちょっと考えさせてください。
いずれにせよ、首相会見、これが日本語だ!というお手本です。
日本人が英語を知ってるけどしゃべれないのは首相の責任だったのか。