きのう菅首相が・・・え~っと、テレビに出てました。
なんか言ってました。
え~っと・・・自民党総裁選に出馬しないと言ったと思います。
いつものことながら何を言いたいのかよくわからん。
いやいやしゃべってるんじゃないですか。
聞いてほしくないんじゃないですか。
いつものことながら誰に向かってしゃべってるのかよくわからん。
知らない人に向かってしゃべりたくないのだと思います。
知ってる人とだけしゃべってたい。
赤の他人にどうしても聞いてほしいという気迫にかける。
私が「鹿せんべい飛ばし大会」に出てた時感心したことがあります。
毎年司会は奈良の地方ラジオ局のアナウンサーだったんですが、ある年吉本の芸人さんが司会をした。
若い男性で「吉本で一番売れてない芸人です」と自己紹介した。
この人が若草山の斜面に向かってしゃべりだしたときびっくりしました。
アナウンサーも上手にしゃべりますよ。
しかし、芸人さんはちがう。
「みなさ~ん!こっち向いてくださ~~~い!私の話を聞いてくださ~~い!みなさんに聞いてもらえないとカネもらえないんで~す!メシ食えないんで~す!」
こんな感じの迫力です。
菅さんにはない迫力です。
菅さんが「シャイ」と言うようなしゃれたもんじゃないことはたしかです。
しっぽをつかまれたくないということかな。
ということはしっぽがある?
ズボンはいてるからわからない。
きのうの記者会見もいつもと同じ感じでした。
ごちょごちょっとしゃべったと思ったらぱっと後ろを向いて立ち去った。
菅さんらしくてすがすがしい。
一年前自民党総裁になったときもすがすがしかった。
安倍さんがやめてどうなるのかと思ってたら二階さんから「やってみる?」と声をかけられて「うん、やってみる」と軽く二つ返事でいそいそと総裁になった。
コロナとオリンピックで大変だろうと思いました。
しかし、持ち前のスピード感と緊張感と責任感と「ていねいにご説明」によほど自信があったんでしょう。
まあきのうの記者会見は緊張感と責任感とていねいにご説明はなかったけどスピード感があっただけ良しとしよう。