若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『リバティ・バランスを射った男』

録画してあった西部劇を見ました。

同じ題名の歌を高校生のころラジオでよく聞きました。

映画の主題歌と思ってたんですがちがうみたいで映画では聞けませんでした。

 

監督ジョン・フォード、主演ジョン・ウエイン、ジェームス・スチュワートと言うんですから堂々たる西部劇です。

堂々たる西部劇にふさわしいベッピンさんも出てます。

ヴェラ・マイルズと言う人で、典型的西部劇のベッピンさんという感じの清潔感あふれる働き者で、二人の男にほれられる。

この人が1948年ミス・カンザス第3位というのもなんとなく西部劇らしい気がします。

二人にほれられるんですが結局ジェームス・スチュワートの奥さんになる。

 

弁護士資格を取ったばかりの若者ジェームス・スチュワートが、「若者よ西部に行け!」という呼びかけに乗って西部の町にやってくる。

その町でやりたい放題殺したい放題の無法者リバティ・バランスを射ったのは誰かは見てのお楽しみです。

 

この若者が州知事になって上院議員になってイギリス大使を務め、いまや次期副大統領候補というのが驚きです。

ものすごい出世です。

私が見た西部劇の登場人物の中で、というよりすべての西部劇の登場人物の中で出世頭じゃないでしょうか。

ギネスブックものだと思います。

 

題は『リバティ・バランスを射たなかった男』のほうがいいような気もしました。