若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

真剣勝負

しょうちゃん、みいちゃん兄妹一家が来ました。

食後すぐトランプと坊主めくり

久々に手に汗握る真剣勝負の緊張感を味わいました。

絶叫あり涙あり、全身全霊をかけた息詰まる泥試合。

はじめに神経衰弱をしたんですが、一枚めくるたびにしょうちゃん、みいちゃんの絶叫。

ああ、神経衰弱ってこういう派手なゲームだったんだと思いだしました。

次にババ抜き。

何度やっても最後にババといっしょに合わない札が何枚か残るという、終わったのか終わってないのかよくわからん不完全燃焼ババ抜きであった。

坊主めくりが一番の修羅場であった。

幼稚園年中さんのみいちゃんはまだ修羅場を演じるほどのトシじゃないのでふつうにワアワア騒ぐだけ。

小学2年生ともなるとクヤシサ100倍、坊主を引くたびに日頃温厚なしょうちゃんが泣きわめいて坊主の札をガンガン殴りつける。

激しくしつこく殴りつづけた。

坊主と見れば僧正遍照も前大僧正行尊も西行も誰彼かまわず身分経歴一切関係なく、あの摂関家出身の天台座主として鎌倉時代初頭の政界、仏教界に絶大な勢力を誇り『愚管抄』の著者として日本思想史に名を遺す前大僧正慈円さえ遠慮会釈なく殴りつけた。

気の毒であった。