若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

役員お願い2

自治会長Tさんとお願いに歩きました。

今日は副会長と会計監査を決めるんですが、きのう成績が良かったので二人とも余裕です。

まず一軒目。

出てきたのは40代と思える男性でいい感触だった。

「お手伝いしたいんですが転勤が決まってまして4月から名古屋なんです」

これはしかたない。

Tさんは「そんなに早く転勤が決まってるかな」と疑ってました。

二軒目。

出てきた高齢女性を見て、これはダメ。

門まで出てきてもらうのも悪い気がする。

三軒目。

同じパターン。

四軒目。

ふつうのお宅と思ったら「ネールサロン」をやってて忙しいとのことでダメ。

五軒目。

年恰好はいい感じの男性だったんですが、障害があって奥さんに働いてもらってるということでダメ。

このあたりから余裕がなくなりました。

六軒目。

60代と思える奥さんで、とにかく「なにもしたことない」「何も知りません」「何もできません」の一点張り。

しかし、「強烈な拒絶の壁」じゃない。

押しまくればなんとかなる、と言うより、後がないので押しまくった。

「会見監査は何もしなくていいんです。年末にめくらばんを押すだけ」と無茶苦茶を言って押し切った。

さていよいよ本日のメインイベント副会長お願い。

私のイチオシのAさんに行ってもいいんだけどそれでだめだったら万事休す。

Tさんにもらった班長名簿で印のついてないお宅があるのでこれは何かと聞いたら「そこはダメです。親の介護のために同居を始めた方なんでムリ」とのこと。

「この方に会ったんですか」

「会ってません。隣の方に聞いたんです」

「会って話を聞かないとわからんでしょう」

「いや~、親の介護のために同居を始めたんだから無理でしょう」

「介護もクソもないですよ。後がないんですよ」

渋るTさんを引っ張っていきました。

出てきた女性Bさんを見て「この人に決めた!」と思いました。

50代と思える一目見て「しっかり者!」という感じの女性です。

「親が」とか「仕事が」という言葉も出ましたが、そんなこと構っておれんのじゃという迫力で押しまくった。

温厚篤実なTさんも珍しく「コロナですし副会長と言ってもほとんど仕事もありません」と無茶苦茶を言う。

Bさんは苦笑いして「じゃあ、名前だけと言うことで」

よっしゃ!

「ありがとうございます!」と頭を下げてから「名前だけと言うことはないですからね」と一応くぎを刺しました。

すると横からTさんが「いやいや、またオミクロン株も増えてきてますし、仕事はホントに・・・」

「Tさん!何を無責任なこと言ってるんですか!」

Bさんはくすくす笑ってました。

 

よかったよかった。