自治会の回覧板を見て「あれ?」と思いました。
「投票立会人募集」
投票立会人というのは、投票所で監視する重要な役目ですがほとんど知られてないと思います。
投票所に2名必要で、奈良市では投票所のある地区の自治連合会に依頼してくる。
2015年に自治会長を引き受けて連合会に出た時それを知って喜んで手をあげて立会人を務めた。
いっぺんやってみたかった。
3年役員をして、毎年選挙があったので立会人も3回やってます。
午前の部2人午後の部2人、計4人必要です。
連合会の役員がするものだと思ってた。
「募集」は初めてです。
しかし「民主主義」ということからすると役員がするのじゃなくて広く募るのが筋かもしれない。
私みたいに「いっぺんやってみたい!」人がいるかもしれない。
でも私がやった3年も役員でもしたがらない人もいた。
2017年の選挙の時はそれまでしていなかった2丁目にしてもらおうということになった。
会議でそう決まって「2丁目さん、それでよろしいですね」と言ったら2丁目の会長がニヤニヤ笑った。
「実は投票日、2丁目自治会のバス旅行なんです」
ガ~~~ン!
バス旅行ならしかたないということでウチが引き受けることになった。
ところが投票日、警報が出てバス旅行は中止になった。
ガ~~~ン!
ところが予報は外れていい天気だった。
ガ~~~ン!
投票に来た2丁目の会長がうれしそうな顔で立会人の私を見た。
黙ってるほかなかった。
さて今回の「立会人募集」はどういういきさつであろうか。
単に役員がしたくなかっただけのか民主主義の原点に戻っての英断なのか。
「役員がしたくなかった」に一票。