若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ガングリオン

2週間ほど前、左手の甲に小さなふくらみを見つけました。

おさえても痛くないんですが大きくなってきてるみたいなんで、きのうかかりつけのM医院に行きました。

先生はすぐに「ガングリオンやね」と言った。

ガンの一種かとドキッとしたけどたいしたものではないそうです。

ゼリー状のものが入ってるので吸い出してみましょうということで処置室に移動。

どうするのかと緊張してたら先生が看護婦さんに「イソジン出して」と言ったのでほっとした。

イソジン」を使うならならたいしたことないはず。

イソジンを信頼してるというよりなめてるんです。

注射器みたいなので吸い出したらぺしゃんこになった。

先生の言う通りゼリー状のものであった。

先生は「放っておいてもアホみたいに大きくなることはない」と言った。

アホみたいに大きくなるとは?

何度か吸い取ったら治ることもあるし、繰り返すようなら手術だけどそのままでもだいじょうぶとのことで、ガングリオンというインパクトのある名前のわりにたいしたことないもののようであった。

圧迫したほうがいいそうで手のひらにグルグル包帯を巻かれた。

先生は「ちょっと大げさやけどね」と言った。

たしかに手のひらに包帯グルグルは目立ちます。

 

家内は名前は知ってました。

ネットで調べました。

どうせ「加齢によるもの」だろうと思ったら「30代女性が主」と書いてあったのでちょっとうれしかった。

なんでうれしがる。

 

幼稚園年長さんのみいちゃんが来た。

見るなり、「おじいちゃん!手、どうしたの!?」と顔を輝かせた。

しばらくして小学3年生あきらくんが来た。

見るなり、「おじいちゃん!手、どうしたん!?」と聞いた。

 

きのうは自治会の防犯パトロール

集合場所の公園に行ったら7、8人集まってた。

手をどうしたのか誰か聞くかと思ったら誰も聞かなかった。

私の手のひらの白く輝くぐるぐる巻きの包帯が目に入らないようであった。

この無反応は明らかに加齢によるものと思われる。