時間の感覚は大人と子供でかなりちがいます。
私にとって小学校の6年間は永遠に卒業できない長さであると思えた。
小学3年生のしょうちゃんがレゴで何か非常にややこしいものを作ってました。
説明書だけでかなりの分厚さである。
見ただけでいやになる。
それをしょうちゃんはチラチラ見ながらどんどん組み立てていく。
なんの話からか私が「しょうちゃんが中学生になったら・・・」と言ったらしょうちゃんはレゴを作る手を休めず、「その時はおじいちゃんもう死んでるんじゃないの」。
さらりと言ってくれました。
実に自然で好ましかった。
横にいたママが抱いてるてっちゃんを落としそうになりながらも必死に体勢を立て直し、「しょ、しょ、しょうたろう、しょうたろう、す、す、すぐだよ、ちゅ、ちゅ、中学はすぐだよ」。
いや、恐竜ファンのしょうたろうくんにとって中学はジュラ紀白亜紀なみの彼方ですよ。