「ボケ度テスト」によくあるやつです。
二、三日前、ふと、「きのうの晩御飯、何食べた?」と思ってしまった。
思わなくていいのに。
何食べたか思い出せなくて焦りました。
必死に考えても出てこない。
ぜんぜん思い浮かばない。
そんなもんどうでもいいと思うけど非常に嫌な感じがして家内を呼んだ。
何たることか家内も思い出せないという。
いっしょだ!と安心する気になれなかった。
共倒れにはまだ早い。
二人で必死に考えた。
きのうの昼はなんだったか、一昨日の晩は何だったか、演繹法帰納法弁証法消去法アルキメデスの原理から相対性理論、何から何まで引っ張り出してやっと「焼き鳥」だったという結論達した時は二人手に手を取って喜び合った。
先日、甥のたけし君の名前が出てこなかったときも焦りました。
たけし君に子供ができて、「あのたけし君がパパか・・・」としみじみしようと思ったのに名前が出てこない。
焦る前にびっくりしました。
びっくりして「たけし君の姉さんの名前は?!」と激しく自問して「あすかちゃん!」と勢い込んで答えてちょっと安心したけど「たけし君」が出てこなかった。
出てくるまでかなりの時間がかかって非常に嫌な感じであった。
今日行った病院の診察室で積んである段ボールケースを見てたら「シオノギ製菓」と書いてあった。
え?そんな製菓会社あったかな?と一瞬考えてしまった。
一瞬でも考えてしまったことが非常に嫌な感じであった。
目の老化とか脳の老化とか考えるのはやめました。