きのうはゆうちゃんの中学入試の合格発表の日。
1時発表ということで家内は朝からソワソワ。
「あの子はだいじょうぶ、あの子はだいじょうぶ」と呪文を唱えながら時計を気にしてました。
1時。
連絡ない。
1時1分、1時2分、1時3分。
呪文が一段と熱を帯びてきた時、スマホに目をやった家内が一声!
「合格!」
「おなかから声を出す」という「発声」のお手本みたいな声でした。
コンビニに行く用事があったんですが、家内がお祝いにアイスクリームでも届けてやれというので帰りに寄りました。
ゆうちゃんとパパ、ママに「おめでとう!」とお祝い。
ママが「あきらくん!おじいちゃんよ」と声をかけたけどゲームでもしてるのか出てこなかった。
家に帰ってしばらくしたらママとゆうちゃん、あきらくんがやって来た。
買い物に行く途中だそうです。
家内といっしょに、おめでとう、おめでとう、よくがんばったと健闘をねぎらいました。
「勇者は還りぬ」と言った勢いのゆうちゃんは、きのうまでの塾での出来事、先生の言葉、友達とのやり取り、試験当日の様子、試験用紙の体裁に至るまでつきることなくしゃべりまくる。
その間あきらくんは話の輪に加わらず自慢のコレクション「近鉄特急指定券」を並べてたんですが、「そうかそうか、おめでとうおめでとう、よくがんばった」と大いに盛り上がってる私たちに背を向けたまま突如大喝一声!
「中学受験ぐらいで大騒ぎするな!」
どすの効いた一族の長老的一喝に一同シ~ンとしてしまった。
なるほど。
これは私たちが悪かった。
あわてて話題変更。
「あきらくん、学級代表に選ばれたんやてね!」
「うん。ぼくが19票で次の子は2票やった」