しょうちゃん、みいちゃん一家(てっちゃんを除く)で映画『ルパン三世とカリオストロの城』を見てたそうです。
ある場面で一同が叫んだ。
「あ!おじいちゃんの絵や!」
この場面です。
後ろにかかってるのが私が模写したジョヴァンニ・ベリーニの傑作『ベネチア総督レオナルド・ロレダン像』です。
『ルパン三世とカリオストロの城』を見て、ここで叫んだ家族はないのではなかろうか。
我が家の居間にかかってます。
私が模写した絵が映画に登場するのはこれで二度目です。
以前紹介しましたが、ジョヴァンニ・サルヴィの『祈りの聖母』が小林旭の『ギターを抱いた渡り鳥』に出てきた。
模写した絵が二度!
それも「ルパン三世」と「ギターを抱いた渡り鳥」!
美術史上に残る傑作が映画史上に残る傑作に登場!というのならとてもいい話なんですが。(-_-;)
この模写ですが、言いたくないけど苦労しましたよ。
西洋美術の傑作を十数枚模写しましたが「苦労しました!」という点では、これとヤン・ファン・アイクの『受胎告知』がいい勝負です。
模写をすると、まじめにコツコツ努力することの大切さが骨身にしみてよくわかります。
とりあえず筆を持つ手がしびれるくらいはよくわかる。
孫たちもウチに来て見るたびに努力の大切さを痛感してると思う。
痛感してないならわかるまで言ってやろう。