若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ゴーストタウン

ユーチューブを見てるとアメリカにはゴーストタウンが多いです。

「ゴーストタウン探訪」みたいな動画をいろんな人が提供してます。

 

「見捨てられた町」とか「死に行く町」とか紹介してるんですがそれほど悲惨じゃないです。

道は広いし芝生だし撮影してるのは天気いい日だし、わびしくはない。

「静かな町」「のんびりした町」という感じでお化けが出そうな感じじゃない。

 

住んでる人もいるんです。

 

広い道路沿いに芝庭の一軒家がならんでて営業をやめたホテルやレストランや映画館や郵便局や教会がある。

住む人はどんどん減ってて住宅価格はアメリカ平均の半分ほどというところが多い。

 

そういう町を見てるとアメリカは広いと思います。

広すぎるのではなかろうか。

広すぎて町を作るのが大変なのではなかろうか。

作っても維持するのが大変なのではなかろうか。

「ぽつんと一軒家」が基本なのではなかろうか。

 

町が生まれても発展して衰退する速度が速い。

回転が速いといってもいいのかな。

 

回転しやすいのかな。

水田農家だと回転しにくいと思います。

居つかないとだめ。

 

色々見てて気づいたのはアメリカには城下町がないということです。

不思議と言えば不思議です。

 

 

 

 

 

 

意表を突く定石

「意表を突く定石」というのは言葉としておかしいです。

おかしいですが使いたくなるときもあります。

 

きのう、しょうちゃん(中1)、みいちゃん(小4)、てっちゃん(年少さん)が来ました。

しょうちゃんが英検3級の面接試験を受けたというのでびっくりしました。

英語でしゃべるんだそうです。

 

どんなことをしゃべるのか聞いたら、「マイネームイズ・・・とか・・・」。

英会話初級ですね。

家内がてっちゃんに「てっちゃん、てっちゃんはマイネームイズなんて言うのかな?」と聞きました。

 

するとてっちゃんが胸を張って答えた。

 

「マイネームイズウンチ!」

 

てっちゃんが「ウンチ」というのは定石どおりというか予想どおりというか規定どおりというかスケジュールどおりというかまあ誰も驚かない。

 

ただ、「ウンチ」と「マイネームイズ」を結びつけるところが斬新だと思いました。

そう来るか!?その手があったか!?そこにも使えるのか!?という感じ。

 

てっちゃんのアタマのやわらかさと「ウンチ」という言葉の汎用性というか使い勝手の良さに感心しました。

 

こういうの、意表を突く定石と言っていいんじゃないかと思うんですが。

 

 

防犯講演会

今日は自治連合会主催の防犯講演会。

 

私は2015年、16年、17年と役員だったので主催者側でした。

毎年やってたんですがコロナで中断していて久々の復活だそうです。

 

連合会の防災担当役員が近くの大きな警察署にお願いに行く。

講演は課長の担当でした。

たぶん第一線では課長がヒマなほうだからだと思います。

テーマは時代を反映して高齢者に向けた振り込め詐欺対策。

 

今日の担当者は30歳くらいの若い女性警察官でした。

振り込め詐欺被害が減らないので奈良県警も本腰を入れて広報担当のイキのいいのを育ててるんだと思いました。

県別被害額では奈良は人口当たり日本一だそうです。

奈良県の中ではウチの地域が一位だと言われてなんとなくリッチな気分になりました。

 

会場に入って人が少ないので驚きました。

23人。

10年前はだいたい50人でした。

高齢化だと思います。

暑い中会場に来るのがしんどい。

 

今日の参加者は80代が一番多くて次が70代、60代50代が数人。

いろんな手口を紹介して注意を喚起するのはいいけどこの年代相手に「ロマンス詐欺」はいらんのじゃないか。

隣りにすわってた90前の女性Tさんに「海外からの結婚申し込みには気を付けてくださいよ」と言ったら「ほんとやねえアハハ」。

 

こういう人が引っかかるんですよ。

 

さかいひさもりちゃん

なんで「さかいひさもりちゃん」という名前をおぼえてるのか不思議です。

幼稚園の友達でぱっと名前が出るのは「ゆうげんくん」とひさもりちゃんだけ。

ゆうげんくんは小学校中学高校がいっしょだったから不思議はない。

ひさもりちゃんは幼稚園の一瞬だけの記憶であとは何もない。

 

ゆうげんくんの家はウチから徒歩2分ほどでそこからまた2分ほどでひさもりちゃんの家です。

住宅地の中に道路沿いに小さな店がならんでる一角があってひさもりちゃんの家はその中にあった。

小さな仕立て屋さんで2階建て密集住宅のひとつでした。

ほかに八百屋、豆腐屋、米屋、散髪屋、風呂屋、洗濯屋、タバコ屋、かまぼこ屋なんかがならんでた。

 

一度遊びに行ったことがあってお父さんが出てきた。

お父さんがヘンな格好をして歩いた。

 

ひさもりちゃんは笑いながら「あちゃこのまねや」と言った。

私はその時花菱アチャコという超人気芸人の名前を知らなかったのでなんのことかわからなかった。

その一瞬の情景とさかいひさもりちゃんという名前が脳に刻み込まれた。

これ以外の記憶は一切なし。

 

たぶん私にとってふざけて見せるというのが初体験で理解できなかったのではなかろうか。

楽しいとか面白いとかいう記憶ではありません。

私のアタマで消化しきれない事態に直面してアタマが固まったんだと思います。

固まったまま70数年。

 

今になって反省するのもアレですが私も子供の友達の前でよくふざけました。

幼稚園のころの長女や次女の友達だったゆりこちゃんに「おっちゃんはいつでもふざけてるなあ!」と言われたことがあります。

ゆりこちゃんのアタマも固まってたかもしれない。

 

 

 

 

 

ミドリムシ

NHKTVでミドリムシを取り上げてました。

 

「藻」が未来の資源としてすごい!という話の中でした。

ミドリムシは虫だと思ってましたが藻なんですか。

どっちでもええけど。

 

ミドリムシには親しみを感じます。

高校3年D組の担任橋本先生は生物の先生でした。

何学期だったかにミドリムシの研究で博士号を取られたんです。

 

誰がどうして知ったのかわかりませんがそれを知ったD組の生徒はその話題で授業を1時間つぶそうと高校生らしいことを考えた。

 

で、生物の時間、黒板に赤白黄色のチョークで大々的に「歓迎!橋本博士!」と書いたんです。

 

教室に入ってきた先生は黒板を見て破顔一笑、狙い通り研究の苦労話で1時間つぶれました。

 

どういう研究だったかぜんぜんおぼえてないんですが、研究に寒天を使ってそれをほめられたという話だけおぼえてます。

寒天の何がよかったのかはおぼえてません。

 

先生はぶっきらぼうであった。

 

「高校は義務教育じゃないから授業受けたくなかったら出てよろしい」が口癖。

 

もう一つの口癖は授業の終わりに「わかったもん手ぇ上げえ!」。

 

言い放つと教室をじ~~~っと見渡す。

しかたなく誰かひとり手を上げる。

 

「ひとりか?ひとりわかれば結構だ。マスプロダクションはきらいだからな」とわけのわからんすてぜりふを発して教室を出る。

 

そんな先生ですが意外な面も見ました。

 

美術教官室には美術雑誌『芸術新潮』『美術手帖』『みづゑ』なんかが置いてあったので私は教官室に入りびたりで読んでました。

ある日そこへ橋本先生が入ってきた。

先生は美術の佐々木先生の前に立ってかしこまった様子で「息子の絵を見ていただけないでしょうか」と頭を下げて大量の画用紙をうやうやしく差し出した。

 

小学生男子の大量の絵を渡された佐々木先生はちょっと困った様子であれこれ言ってました。

橋本先生は直立不動、ありがたくお言葉を拝聴してました。

 

高校生の私は「いいおとうさんだなあ」などということはまったく思わず不思議なものを見るような目で直立不動の橋本先生を見てた。

 

 

衝撃の『ミドルマーチ』

本は「キンドル」で読むことが多いです。

アマゾンの電子書籍リーダー、まあ読書専用のスマホみたいななもんです。

読みたい本をアマゾンで注文すると瞬間的に配信されます。

私のキンドルには読んだ本が100冊以上入ってると思います。

 

今日イギリスの小説家アーノルド・ベネット(1867~1931)の『老妻物語』を買いました。

いや、買ったんじゃない。

タダです。

キンドルはタダの本も多い。

 

さきほどタダの『老妻物語』が配信されたか確認しました。

キンドルの表紙には配信済みの本のタイトルがずらりと並んでます。

『老妻物語』もありました。

 

確認できたんですが「あれ?」と思いました。

これまで読んだ本のタイトルがならんでる中に知らないのがあったんです。

 

『ミドルマーチ』

なんだこれは?

 

聞いたことはあるなと思ってネットで調べました。

 

『ミドルマーチ』はイギリスの小説家ジョージ・エリオット(1819~1880)の代表作でした。

それはいいけどなんでそんなものが私のキンドルに入ってるのか?

 

注文はしたおおぼえはない。

誤配信?

 

不思議だなと思って『ミドルマーチ』のあらすじをネットで読んで納得。

 

何か月か前に私が注文してたんです。

読み始めてすぐおもしろくないのでやめたんです。

 

そういうことをすべてまったくきれいさっぱりあとかたもなく忘れてたんです。

 

そうか・・・。

テレビの『お宝鑑定団』の再放送を見て前回見たことをきれいさっぱり忘れてるのは毎週確認してます。

テレビをぼ~っと見てるのは記憶に残らないんだと思ってました。

 

自分で注文して読んだことも記憶に残らない。

 

ほほ~・・・私のアタマはそういう状態になってるんだ。

 

どういうわけかなんとなくうれしくなりました。

自信がついたとかそんなんじゃないですが・・・。

 

 

沢田研二さん

きのうは妹の一周忌で東京へ長女と二人で行きました。

 

東京組は妹の主人忠彦さんと姪夫婦と息子。

名古屋組が甥夫婦と長男。

 

姪夫婦の長男は2008年、1歳3か月の時に我が家に来てます。

当時人見知りの絶頂期で大変だったんですが大学入学したてのきのうは特に問題なかった。

 

あれこれ話す中で妹が芸能人のファンだったことがないのを思い出しました。

高校生のころスリーファンキーズの手塚さんの名前をよく聞きましたが特にファンというほどではなかったと思います。

で、その後誰かのファンだったことがあるか聞いたら姪が「タイガースの沢田研二のファンだった」と言ったのでびっくりしました。

妹からタイガースのタの字を聞いたこともないし沢田研二のさの字を聞いたこともないしジュリーのジュの字を聞いたこともない。

ふつうのファンだったんでしょう。

 

にぎやかで楽しい1周忌で妹にふさわしかったと思います。

お寺から自宅マンションに移動して仏壇の前に座ったら横の机にぬいぐるみの人形が置いてあった。

かわいい「人型」の人形なんですがなんとなく迫ってくるものを感じました。

 

気圧される気がして聞くと妹がかわいがっていた「おしゃべり人形」だそうです。

長年かわいがってたようでそれで何かを感じたのであろうか。

不思議であった。