若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

家庭用プラネタリウム

朝のテレビで、「家庭用プラネタリウム」をとりあげていた。幼稚園のとき、大阪の電気科学館で、アジアで最初というプラネタリウムを見た。非常に印象に残っているが、「プラネタリウム」という言葉の響きが強烈だったのだろう。寝てしまった子もいた。それ…

ゴールド仕様

昨日はプラチナ、今日はゴールド。リッチな日記である。先日買ったエレキギターを、ゴールド仕様に改造すべく楽器店に預けてあったのができあがった。買ったギターは、「フェンダー社設立60周年記念ストラトキャスター」というモデルである。このギターは、…

かわいそうなプラチナ

電車内の広告。プラチナナノコロイドを配合したプラチナヨーグルト新発売。インターネットで調べてみた。プラチナナノコロイドとは、白金を微粒子にしたものである。誰が微粒子化したかというと、東京大学大学院の宮本有正教授である。宮本教授は、プラチナ…

一億年前の蜂

朝日新聞の記事。オレゴン州立大学のチームが、ミャンマーで蜂が入った琥珀を見つけた。一億年前の蜂が、花粉といっしょに琥珀に封じ込められていたそうだ。こういう方面の知識はないので調べてみた。琥珀は、松ヤニなどの樹脂が化石になったもので、植物に…

朝から

朝の駅前。おなじみ、県会議員のTさんである。「本日も早朝から・・・」またか。「お勤めご苦労様でございます」というのだろうと思ったら、ちがった。「本日も早朝から、駅でのお勤め、また、駅周辺ですでに勤務についておられる皆様がた、大変ご苦労様で…

「座布団一枚」

「笑点」という番組がある。父が好きでよく見ていた。落語家が何人かで頓知を競うコーナーがあって、気のきいたことを言うと座布団がもらえる。空海の『三教指帰』に似たような話が出てきた。『後漢書』に、雄弁家の戴憑(たいひょう)という人が登場する。…

空海「三教指帰」とS夫人

『日本の仏教思想:最澄・空海』を読む。解説の渡辺照宏さんは、日本の仏教は、最澄、空海、その他多勢であると書いている。やはりえらいようだ。最澄と空海は対照的だ。最澄は、弟子たちに、「色々教えてやるが、食べることくらいは自分で心配しろ」と言っ…

空海

空海は、日本思想史上にそびえる巨人である。と言われて、そうだ!と叫べる人は少ないであろう。えらい人なのだろうが、何がえらいかはわからない。人気があった、というのならわかる。高野山を開くほどの金を集める力があったこともわかる。なぜそんなに人…

行ってらっしゃいませ

朝のバス。おしゃべりな運転手である。たまにこういう人がいます。バス停に着く前から、待っている我々に向かってマイクでなにか言ってる。「学園前駅まで200円でございます」ドアが開く。「続いてご乗車願います。続いてご乗車願います」客が乗ったと思った…

忘れえぬ言葉

なんということのない言葉なのに、強く印象に残って忘れられない言葉がある。「ドンタスクルミ」がそうだ。「ミルクスタンド」をさかさまに読むと「ドンタスクルミ」になる。中学の時、電車で近鉄の上六まで通っていた。当時は上六が終点だった。駅のホーム…

還暦同期会

東京のY君から、高校の同期会の報告。Y君とは8月の同窓会で卒業以来初めて会った。家が近かったので幼稚園からの付き合いである。とにかく電気、電波が好きだった。中学のころ、電気、電波とは無縁の私に一生懸命電気、電波の話をした。私は聞いているふり…

「眠れる森の美女」

久しぶりでバレエを見に行った。長女が、大学のころまでバレエをしていたので、私は、教室の発表会はもとより、いろんな公演を見、ビデオで世界のプリマの名演を鑑賞するなど、素人のなまかじりを重ねたちょっと困ったおじさんなのである。どういうところが…

日出づるところの天子

小野妹子が607年に隋に持参した国書のことを知ったのは小学四年のときだ。担任の高橋先生が、どういうつもりだったのか、ある日突然、日本史というか日本神話というか、そういう話をはじめた。そういえば、先生は、「戦前の子は落書きをしなかった」とか、「…

「アララギ」の巨匠土屋文明さんの歌でおぼえている歌はない。「巨匠」だから「名歌」はあるはずだが、残念ながらおぼえていない。おぼえやすい歌がないのだろう。土屋さんの批評はおぼえている。おぼえやすい、というか忘れられない。批評する、というか罵…

折々の歌

朝日新聞朝刊「折々の歌」「読みくださる読みくださらぬかたじけな買いくださるを第一として」読んでくださるか読んでくださらないかわからんが、買ってくださるだけでありがたい。アララギの巨匠、百歳で亡くなった土屋文明晩年の歌と紹介されると、ほほえ…

蛍雪時代

朝刊の広告。「すべての英語学習に疲れている人へ」幻冬舎が送る『スノーボールの冒険』これは、「小さな絵物語を音読し、なぞり書きしているうちにいつの間にか英語のエッセンスが身につく、まったく新しい癒し系英語学習本です」至れり尽くせりと言えばい…

書評

つい先日、『今日はラッキー!』が、出版社別売れ行きランキングの最下位から一気に201位になっていて驚いたところだが、昨日見たら91位になっていてさらに驚いて、今日はどうかと思ってみたら95位になっている。こういう自費出版本は、販売部数0冊から10冊…

聞こえます!

『今日はラッキー!』をいろんな人に送っている。縁のある人に読んでほしいからだが、迷惑に感じる人もあると思う。趣味のものはむつかしい。卵を送ったのなら、「早めに食べてください」でいいが、本は「早く読んでください」というわけにはいかない。本を…

ありがとうの奇跡

相田みつをさんも面白いが、インターネットで見ると、相田さんのファンも面白い。「起業アドバイザー」が書いている。「割烹、和菓子屋さんなど、相田みつをのクライアントで・・・」相田さんは経営コンサルタントもしていたのか。ファンなのかクライアント…

うつくしいもの

駅のポスター。「日本の心:入江泰吉、相田みつを展」入江さんの大和風景の写真と相田さんの色紙が組み合わせてある。相田さんの字は不思議だ。最初に見たときから、見あきた字だと感じた。高校の美術部で時々展覧会をした。案内の看板の字を、誰が書いても相…

諸行無常

家内が、『今日はラッキー!』を、ある会で知り合った方に送ろうと思ったら、亡くなっていた。60代半ばの方である。昨日は伯母の三回忌で堺に行った。伯父と伯母が続けて亡くなったので、堺での法事が多い。いつも同じ顔ぶれだが、昨日は一人見かけなかった…