若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

さだまさしは訴える

朝日新聞に、さだまさしさんが若者に向けて書いている。要約すると、「私たちのような世界にも例を見ない、浅ましく恥知らずで愚かな大人に育てられた君たちが気の毒でならない。お詫びするとともに、どうか私たちを反面教師としてすばらしい未来を作ってく…

オロナミンC

「オロナイン軟膏」は物心ついて以来愛用しているが、「オロナミンC」には縁がない。「オロナミンC」だけではなく、私には、「愛用」あるいは「常用」の薬、栄養剤、サプリメントその他の気休め的元気付け、はない。「オロナイン軟膏」は私にとっては化粧…

伴奏とはなにか

6月の発表会で、Yさんが歌う「思い出のグリーングラス」の伴奏をすることになった。歌の伴奏をアコーステイックギターでやるのは初めてである。これまで、アコースティックギターの名手琉金之助君が長年勤めてきた役だが、彼がやめたので、尊師は仕方なく…

直立レッサーパンダ参る

話題の直立レッサーパンダ風太くんが、押し寄せる見物客に神経的に参っているらしい。誰も来なければ風太くんだってさびじいだろうし、かげんが難しい。ある程度の人数だと、お客さんが多いな、という感じだろうし、あんまり多いとさらし者、見世物という気…

直立レッサーパンダ

二本足で立つレッサーパンダ「風太くん」が話題になっている。初めてテレビで見たときは、「おお!」と思ったが、その後、「レッサーパンダは立ちますよ。何を今さら」という各地の動物園の飼育係りの話を聞いて、レッサーパンダの奇妙な習性より、人間の奇…

ライブビデオ

丑之助君にとってもらったビデオを見た。Yさんは、歌はともかくアクションは大変な進歩で、前回はラジオ体操の一番くらいだったが、今回は、三番くらいまであった。この会場では何度も撮影したことがあるのでわかっていたことだが、ボーカルの立つ位置に照…

ライブ

5/22のライブは大盛況であった。4バンド合同ということで、客は多いだろうと思っていたが、予想を上回った。それに、途中で帰る人も少なかった。ふつう、アマチュアバンドのライブというと、知り合いのバンドが終われば帰るものだ。きのうの客は、「もう少し…

鉄道マンの誇り

JR西日本の事故以来、「鉄道マンの誇り」という言葉を見たり聞いたりすることが多い。「鉄道マンの誇り」で、思い浮かべるのは、前にも書いた文化大革命の頃の中国の機関車の写真だ。「為人民服務」と書かれた看板をつけて走っている。標語を機関車に取り…

はがき

N君からの手紙を読んで、私が書いたはがきも何枚か読んでみた。母に書いたものだから、面白くはない。約四十年前の、どうでもいいことだから、記憶にないことばかりだ。「きのう、十日ぶりで風呂に行きました」と書いたはがきがある。「二週間ぶりで風呂に…

手紙

家内が、「Nさんの手紙が出てきたよ」と言った。たんすを整理していたら、「手紙袋」があって、その中に去年死んだN君からの手紙があったのだ。「手紙袋」というのはデパートの紙袋で、はがきや手紙がぎっしり入っている。私が学生時代に下宿から母に出し…

逆ピラミッド

朝日新聞に奇妙な写真が出ていた。四、五階建てのビルだが、上が大きくて下が小さい。ピラミッドを逆さまにして、てっぺんが土にめり込んだようなカタチだ。資生堂の研修センターである。資生堂の社長が、日本社会の現状に危機感を抱いて投稿しておられるの…

節談説教(ふしだんせっきょう)

家内が「節談説教」のレコードを聞いていた。私が三十年ほど前に買ったものだ。浄土真宗の「説教」の一種で、教義について語って聞かせる言葉に、一部「節」がつく。俳優の小沢昭一さんが、「日本の芸能の源流を探る」なかで、「節談説教」を「発見」した。今に残る…

見ました

今年の「鹿せんべい飛ばし大会」で、私が歌って踊ってる姿が、テレビのニュースで放映されて、何人かの人から、見ましたと言われたのであるが、私は見損なった。放映のあと、若草山観光振興会の会長から、「見ましたか」と電話がかかったので、見ていないと…

先生

高校の美術部の後輩のH君が亡くなった。よく死にますね。彼は、鳥取の大学の医学部に進んだ。大学へ入ってすぐの頃、はがきが来た。「推理小説が読みたいので推薦してください」彼は、「ランボー・ボードレール派」だった。高校時代、私の周囲には「ランボ…

れんこんばら3

また、きのうの方からメールがきた。あくまで「れんこんばれ」が正しいと言い張っておられる。私が、きのうあれほど理路整然と、義務教育を修了したものなら誰でも納得できるよう、わかりやすくていねいに、条理を尽くして「れんこんばら」が正しいと説明を…

れんこん腹2

読者の方から、きのうの日記についてメールをいただいた。用件のみの簡潔な文で、お名前はなかった。「れんこんばれがただしい。良く調べてみてください」どなたかは存じ上げないが、極めて一方的断定的独断的独善的高圧的メールではないか。あわててインタ…

れんこん腹

土曜日、会社の帰り道、葬式の看板が出ていた。小学校で同級だったK君の名前があった。彼は元気なガキ大将で、特に親しくはなく卒業以来会っていない。彼に関する記憶はほとんどないが、私のアルバムに彼が写った大きな写真がある。私たちが校庭で遊んでい…

和食ブーム

きのうのテレビ。和食が世界に進出しているそうだ。自動車や電気製品よりうれしい。「安くて優秀であると認めます」じゃなくて、「好きです」と言われたみたいだから。フランス人が、味噌のことを、「ミゾ〜」なんてヘンな発音で言うのも楽しい。昔、日本の文学者…

勲記

四日にのどが痛くなったと思ったら、きのうから熱が出て寝ている。例によって、37度ほどの高熱にうなされる。掛け軸を整理していたら、祖父と父の「勲記」が出てきた。勲章をあげます、という表彰状だ。祖父は、明治二十九年に、陸軍歩兵一等軍曹として、勲八等…

続・藤沢南岳

きのう藤沢南岳について調べていて、ある女性のホームページを知った。この方のお父さんは明治八年に生まれ、南画家田能村竹田に憧れ京都に上ぼり田能村直入に師事。漢詩を藤沢南岳に学ばれた。お父さんの作品を紹介したくてホームページを作られたそうだが、…

藤沢南岳

朝刊に「掛け軸」について書かれた投稿があったので、家内が我家の掛け軸の整理をしはじめた。祖父が集めた二十数本の軸だ。子供の頃から母が季節毎にかけかえるのが楽しみだった。祖父は、私が生まれる前に亡くなっているが、掛け軸や置物を遺したので身近に…

列車事故

JR西日本の事故に関して、色々なことがわかってきている。前にも紹介したが、某大企業で、長年工場事故防止に携わってきた方が書いていた。「危険箇所を指摘しても、能率が落ちる、費用がかかると無視された。しかし、死者が出ればすぐに改善された」気づいている…