若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

現実を受け入れる

朝日新聞の「ひと」欄は、堀田あけみさん。昔、『あい子16歳』で文芸賞を受賞した人、ということをうっすら覚えている。1980年のことだったようだ。堀田さんは、自閉症に関心があって、その方面に進んで大学で教えている。ところが、自分の子供が自閉症で…

パパとママ

「パパ」「ママ」という呼び方、というか、呼ばせ方が問題になった時代があった。「日本人なのになんだ!」ということだったと思う。そういう、美しい日本語を守ろう、とか、大和魂を守ろうというような意見は、あっという間に粉砕され木っ端微塵に打ち砕か…

ピック病

朝日新聞でピック病が紹介されている。若年性認知症の一つで、発見者の名前がついている。この病気になると、万引きをしたりすることが多いそうだ。ある市の課長で、まじめに勤めていた人が、万引きして懲戒免職になった。言動がおかしいので、家族が医者に…

反町茂雄『日本の古典籍』

著者は古本屋さんである。普通の古本屋さんではない。「文化財」的古本を扱う。日本には、質量とも世界に誇れる古い書物がたくさんあるようだ。中国にも負けないらしい。日本で一番古い書物は、聖徳太子の自筆と言われる『法華経義疎』で、7世紀前半のものだ…

ブルーリッジマウンテンダンサーズ

M君に借りたDVDを見る。40年以上前の、「ニューポートフォークフェスティバル」。いろんな「歌手」がいる。プロなのかアマチュアなのか知らないが、実に多彩である。先日買ったボブ・ディランのDVD「ノーディレクションホーム」でも思ったが、アメリカ…

ナゾの購読者

20日に、『今日はラッキー!』半期営業報告を行った。東京のY君には、何らかの形で責任を取ってもらわなければならない。Y君は、私と、小学校中学校高校がいっしょで、現在東京でIT関連企業の社長として辣腕を振るっている。『今日はラッキー!』を送っ…

半鐘

栃木県、茨城県で半鐘の盗難が相次いでいる。これまでに35個盗まれたそうだ。半鐘は青銅製で、銅など金属の価格が高騰しているので、転売目的だろうということである。転売?半鐘をぶら下げて行って売るのであろうか。子供のころ、「ウエディングベルが盗ま…

営業報告

名著、じゃなかった、拙著『今日はラッキー!』の出版元、ブイツーソリューションから報告書が届いた。発売以来半年間の販売部数報告である。13部。買ってくれた人8人は確認できるのであるが、あとの5名がナゾだ。この奇特な方はどなたであろうか。読んでく…

NHK日曜美術館

今日は、岸田劉生。ゲストは、詩人の佐々木幹郎さん。私の高校時代の恩師の息子さんだ。新聞などでこの人の写真を見ると、あまりにも先生にそっくりで、しみじみとおかしい。高校一年以来、先生に年賀状を出し続け、先生からも届いたが、今年は来なかった。…

白いプードルの謎

バス停に行く途中に大きな家がある。以前は、朝、黒塗りの大型車が御主人を迎えに来ていた。200坪くらいで、道路に面した庭が良く見える。何年か前、庭で工事が始まった。鉄道の枕木のような、あるいは大きな廃材のようなものが何本か組み上げられた。どうな…

雪がなかった

昨日は、東京に行った。この時期、関が原に雪がないのは珍しいのではなかろうか。温暖化で、喜んでいる人たちもいますね。地元の人にって、雪がないのはいいことばかりでもないのだろうか。朝、いつもより少し遅く出ると、バス停で待っていて、いつもとちが…

連休明け

朝、三連休もあっという間だなと思いつつ、バス停へ。いつもの小柄な老婦人。ご苦労様です。娘さんの家の手伝いに、毎朝7時のバスで出発、帰りは8時、9時となると、御本人が、「通いの女中です」とおっしゃるのももっともである。私にニコニコと笑いかけ、「…

法事

今日は叔父の一周忌。このところ、法事が多い。十年ほど前は、もっと激しかった。何ヶ月か連続で、誰かの四十九日、百日、一周忌、三回忌、という感じが二、三年続いた。大ブームが去って、今また小ブームである。5月には、伯父の一周忌と、父の十年祭がある…

楽しい受験

毎年この時期、朝の駅は中学生であふれる。大阪の私立高校の入学試験だ。今朝も、ホームは大勢の中学生でにぎやかだった。女の子達が声をかけあっている。「がんばろな!」「がんばりや!」楽しそうに見える。楽しいはずはないのに、楽しそうに見える。車内…

朝から難しい

新聞の書籍広告。吉川弘文館から、『お米と食の近代史』という本が出ている。それは全然おかしくないが、書いた人の名前を見ると、ちょっとおかしくなる。著者は、「大豆生田稔」さんである。この本を書くのに、ふさわしい名前だ。ふさわしすぎて、なんかお…

『源氏物語』読み聞かせ

甥のK太郎に男の子ができた。おめでとう。K太郎は、私の父と母にとって初孫であって、私にとって「初甥」であった。子供を風呂に入れる楽しさを教えてくれたのはK太郎である。なぜ楽しいのか。つるつるしてるからか。私は、三人の子供と風呂で遊びまくっ…

おいしいブタ

朝日新聞。ブタのあかちゃんの大きなカラー写真。ピンクのかわいいブタのあかちゃんたち。この写真を見て、「おいしそうだ!」と思う人は人でなしだ。ケダモノと言っていい。それが言いすぎなら、精神異常者と呼ぶべきだ。何の記事かと思って読みはじめたら…

遺憾である

朝日新聞の記事。関西テレビの「あるある大辞典」のデータ捏造問題について、スポンサーの花王の社長が、「信頼していたのに裏切られた。遺憾である」と語ったのは遺憾であると思った花王の社員は多いと思う。花王のような一流企業の社員は、「あるある大辞…

厳しい顔の人

新聞の広告。お見合いの会社が、会員を募っている。若い人だけではなく、中高年の結婚を支援しているそうだ。現在登録中の、男性の最高齢は92歳、女性は83歳。私には気の利いたコメントは書けない。柳沢大臣なら、なにかいいこと言ってくれるかもしれない。…