若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

声に出して読みたいか

「声に出して読みたい日本語」というような本がいろいろ出て、結構売れているらしい。目の付け所がよろしい。「あなたも名文を声に出して読んでみましょう」なんて言われると、簡単にできそうに思うではないか。しかし、そう思うのは素人のあさはかさだ。もち…

ペットロス症候群

「ペットロス症候群」という言葉は、可愛がっていたペットが死んだ時、落ち込んでしまう状態を指すようだ。中学一年の時の担任の先生のお父さんが、動物の人形のコレクションで有名な人だった。何度か新聞でも見かけた。先生の話によると、お父さんは動物好…

二億円宝くじ

二億円の当たりくじを福井県に寄付したのは、芦屋に住む会社社長山田良夫さんである。山田さんは今年6月、駅前の宝くじ売り場で生まれて初めて宝くじを一枚買った。それが二億円の当たりくじであった。「幸子、こないだ買った宝くじ、二億円あたっちゃったよ…

「冬のソナタ」第二弾

日韓両国で大ヒットした韓国国営テレビKBSの「冬のソナタ」の続編の放映が開始され、前作をしのぐ人気を呼んでいる。「冬ソナ現象」という一種の社会現象とまでなり、主演のペ・ヨンジュンが日韓両国での人気を確立した「冬のソナタ」の続編は、放映前か…

本番パート2

ギターケースをさげて去って行くYさんの後姿を、絵になるなーと思いながら見送った。他人のことは余裕を持って見ていられるもんだ。Yさんにとって、「悲しき街角」に続いて、ギターのSさんとの「ラブミーテンダー」でもこけたのが打撃だったようだ。歌詞…

昨日本番

1曲目、「175R」の「空に唄えば」は、特に問題はないだろうと思っていたが問題なく終わった。コードをかき鳴らして爆音を立てていればいいという、私にぴったりの曲だ。我が爆音に酔い痴れた。2曲目。要介護ボーカルYさん63歳の「悲しき街角」である。大…

明日本番

いよいよ明日は発表会だ。楽しみかというと、そんなことはない。なんとなくイヤな感じもする。出なければよいのであるが、出たい。1曲だけにすればいいのに、何曲かやってみたい。誰に頼まれたわけでもなく、命令されたわけでもなく、失敗しても一円の損にも…

電車内では大声で話してください

たまに、電車で大声で話す人がいる。会話にしても、ケイタイにしても、聞いていて不自然と思えるほど大声で話す人がいるものだ。逆に、声をひそめて話す人もいる。聞かれてはまずいと言うより、周囲の人に気をつかってのことだろう。気配りもいいが、私は大…

悪夢

朝刊の記事。奈良の田原本警察が、飲酒運転の検問をしていたところ、乗用車が逃走した。追跡して署員が取り囲んだが、運転していた男はドアをロックして「寝たふりをして抵抗」した。車のナンバーから、自宅に連絡、奥さんが持ってきた合鍵でドアを開けた。…

まっくろけ三人娘vsミニスカ娘

朝私が降りる駅で、最近三人連れの女子高生に会う。私と逆方向に行くのでいつもすれ違う。某私立女子高の制服を着て、たぶん運動部だと思える大きなバッグを肩からさげている。この子達が、実にまったくなんとも見事に徹底的に完璧に焼けている。まっくろけ…

自衛隊、サマワから新潟、福井へ転進

自衛隊のイラク派遣部隊の撤退が閣議において決定された。新潟、福井などの豪雨被害地救援復興のため、自衛隊のイラク派遣部隊を投入するための措置である。この閣議決定につき、小泉首相は20日午前、ブッシュ大統領にテレビ電話を通じ、了承を求めた。はじ…

箱根観光タクシー

昨日は、「ポーラ美術館」に行った。収蔵作品、施設ともすばらしい美術館であった。美術館へはタクシーで行ったのだが、さすが観光地だけあって運転手のガイド振りが立派なものだ。「この箱根地区は、40万年前箱根山が大爆発した跡地です。本州では、三重県尾…

田辺聖子さんの講演を聞いた

箱根で田辺聖子さんの講演会があった。家内と聞きに行きました。私が初めて読んだ田辺さんの本は、三十年程前の「文車日記」である。「日本古典文学案内」というようなものであった。名前だけ知っていた田辺さんを一気に好きになってしまった。私は、この人は…

ジェンキンス氏の処遇

ジェンキンス氏が日本に来ることを了承した。政府はこれまで水面下で米国側と折衝を続けてきた。この交渉を通じて、米国側が、人道的見地から、ジェンキンス氏の入院中は身柄引渡しを求めないという感触を得たものと思われる。これを踏まえて、政府は、ジェ…

総書記ボーゼン

「曽我ひとみさん」は、ずっと「曽我ひとみさん」と呼ばれている。法律的にはどうなっているのか知らんが、「ジェンキンス夫人」「ジェンキンスさんの奥さん」でいいように思う。北朝鮮は夫婦別姓なのか。それなら曽我さんは「曽我さん」と呼ばれても違和感…

芸術とは何か

学生時代、こういうタイトルの文章をいくつか読んだことがあるが、何が書いてあったか覚えていない。ろくなことが書いてなかったのだろう。若いころは、「大いなる謎」について自分は知らないが、エライ人は知っているに違いないと思うものだ。トシをとると…

あかちゃん

バスで。向かいの席で、若い父親に抱かれた赤ちゃんがこっちを向いていた。何ヶ月くらいだろうか、色の白い、ぽちゃぽちゃした、目の真ん丸い、私好みの赤ちゃんだ。こういう赤ちゃんは、私はじろじろ見る。遠慮しない。頭のてっぺんからつま先まで、徹底的…

公共事業

選挙が終わった。終わってから、話題の候補の選挙運動をテレビで放映するのが楽しい。田中真紀子さん、辻本清美さんは、ともにパワーが落ちていると思った。「のりにのっている」という状態でないと田中さんでもハリがなくなる。それに引き換え鈴木宗雄さん…

大相撲

昨日の大相撲、横綱朝青龍と琴の若の勝負が議論を呼んでいる。もともと神事であった「相撲」を、勝負や記録を争う「近代スポーツ」として扱うのは無理がある。「相撲」は、文献的には日本書紀に現れるのが最古の例であるが、もちろん起源ははるかに古いもの…

最終リハーサル

7月25日のヤマハ発表会のための最終リハーサル。「悲しき街角」は、前のリハーサルで、Y森さんのボーカルが奇跡的にずれることなく完璧であったのだが、今日はずれました。この水曜日のレッスンでもずれなくて、尊師が、「う〜ん・・・一応出来上がってからず…

甘いものを食べよう

バスの車内広告。「小泉さん甘いものやお菓子を食べて豊かで明るい社会をつくりましょう」参議院選挙投票日を控えて、民主党の「反小泉」広告か?写真は、青年と子供があんこのはみ出た特大三笠饅頭を前に、ニッコリ笑っているところだ。反小泉キャンペーンに…

須崎愼一著「二、二六事件」

副題は「青年将校の意識と心理」彼らの手記や、裁判での陳述をもとにその人間像に迫り、事件の真相を描こうとするものである。青年将校たちが、当時の「農村の疲弊」をはじめとする行き詰まりを打破しようとして「決起」したことはよく知られているが、軍隊…

オペラ壬申の乱

CDプレゼントに予想を超える応募をいただきうれしい悲鳴を上げている。女性の方はスリーサイズを書かないようお願いしたが、二名の方が書いてこられた。本来なら失格であるが、叶姉妹なみの立派な数字に免じて送ることにした。応募者の中でも特に拝むよう…

仏壇

新聞の仏壇の広告。我が家は「神道」なので、仏壇には縁がない。といって私が「神棚」と特に縁が深いわけではない。子供のころから、仏壇に比べて神棚は簡素のものだなと感じていた。亡くなった伯母が住んでいた村は大きな農家が多く、仏壇に千万くらいかけ…

星に願いを

明日は七夕だ。七夕は、大阪では私が子供のころから幼稚園専用の行事だった。この時期になると、幼稚園児のいる家の玄関に七夕飾りが現れる。幼稚園の子がいるんだな、という目印以上のものではない。以後、七夕とは縁が切れる。大学に入って間もないころ、…

CDはできたけれど

新曲「むかしむかしのロックンロール!」のCDが完成したというか、投げ出したというか、とにかく終わり!もう終わりだ。これ以上さわりたくない。「自宅で簡単にCDを作れる機械がある」と聞いて、購入以来約二年。おすすめしません。金を払って、プロに…

遺愛の品

母のいる施設に行く。2階にいたYさんという女性が、母と同じ1階に移って来られた。Yさんの部屋の前に自作の油絵がかかっていた。花の絵だ。「市民文化祭」にでも出品されたのではないかと思える、普通の素人の素朴な感じのいい油絵だ。Yさんと絵の話でもし…

おなじみ「メンバー募集」

ギター雑誌の「バンドメンバー募集欄」を読むのがクセになってしまった。3ヶ月連続で「ハイトーンボーカル」の人が加入を希望している。「ハイトーンが売りなのでそれを活かせるバンドを探しています。ハイトーンを必要としているバンドになかなか出会えないの…

フセイン法廷

フセイン大統領(自称)が法廷に立った。一番はらはらしているのはブッシュ大統領だ。フセインが何を言い出すか分からない。フセインが開口一番、「私はイラクの大統領だ」と言い放ったとき、ブッシュ大統領はいっしょにテレビを見ていた側近に、思わず、「…

国宝級

インターネットの「鹿せんべい飛ばし大会」のホームページで「鹿せんべいツイスト」を知って、自分のホームページで話題にしている人がたまにある。悪口を言っている人がないかパトロールして、見つけると抗議するようにしている。先日見つけた人は、歌詞を…