バスの車内広告。
「小泉さん
甘いものやお菓子を食べて
豊かで明るい社会をつくりましょう」
参議院選挙投票日を控えて、民主党の「反小泉」広告か?
写真は、青年と子供があんこのはみ出た特大三笠饅頭を前に、ニッコリ笑っているところだ。
反小泉キャンペーンにしては、何を言わんとしているのか良く分からん。
小泉首相を皮肉っているような気もするが、ピントが合っていない感じだと思ってよく見ると、小さな字で
「お砂糖は心を豊かにする安全で安心な食品です」
は、は〜ん、砂糖会社のキャンペーンか。
この青年は、たぶん小泉首相の息子だな。
確かに砂糖は悪者扱いされているようだ。
以前、砂糖のことを、「白い悪魔」と書いてあるのを読んだことがある。
まるで麻薬だ。
私は「太る」ことに無縁なので、砂糖にも気を使わないし、カロリーがどうとか言う話にも興味が無い。
だから、砂糖のどこが悪いのか知らない。
本当に悪いのか。
罪も無いのに責められているようで気の毒に思っている。
しかし、このポスターも意味不明だ。
科学的なところが全く無く、医学的、栄養学的説得力に欠ける。
うそでも良いから数字を使わないと宣伝効果は無いだろう。
こんなポスターを見て、「よし!砂糖を食べよう!」と思う人が増えるわけがない。
安全で安心な食品である砂糖をなめるのは良いが、消費者をなめてはいかん。
砂糖会社だけに甘いもんだ。