若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

邦楽百選

NHKで演歌を放映していた。何気なく聞いていて、画面の歌詞を見て驚く。「あなた好みに結い上げた 髪を解かれて燃え上がる」きわどいではないか。このきわどい歌詞を、歌唱力抜群の美人歌手が精一杯悩ましげな表情で歌って全然きわどい感じがしないのが不思…

「進化しすぎた脳」

池谷裕二著。副題が「中高生と語る『大脳生理学』の最前線」朝日新聞の書評で絶賛してあったので買った。本を手にとって表紙を見て驚いた。丸いシールがペッタンと貼ってある。「養老孟司氏推薦!」以下、私が読んだ朝日の大絶賛他、毎日、読売も大絶賛と書いたシ…

鬼のお面

昨日の会社の帰り。駅に入ってきた電車を見ていてドキッとした。鬼のお面をかぶった男がいたのだ。節分の豆を買ったときにくれるような、紙のちゃちなお面である。ジャンパーを着ていて、短く刈ったごま塩の頭が見える。その男が降りてくるとき、怪しい雰囲…

カセットテープ

昨日はギターのレッスン。車でカセットを聞く。ウチには古いカセットテープがたくさんある。大学を出てすぐカセットデッキを買って録音したものだ。紙のケースに入ったテープが多い。紙ケースはぼろぼろになっている。娘や息子がかんだからだ。子供は、カセ…

三年目

ここに書き始めていつの間にか二年たった。去年は、1月14日に、「ちょうど一年たった」と感慨深げに書いているが、今年は知らない間に過ぎてしまった。半年くらいでやめようか、とか、なんとか一年続けてやめようとか、いろいろ考えていたのであるが、今…

「無言館を訪ねて」

窪島誠一郎さんの本だ。「無言館」は、先の戦争で死んだ画学生や若い画家の絵を集めた美術館だ。画家の野見山暁治さんの呼びかけにこたえて、窪島さんが設立した。窪島さんは、「無言館」を美術館と呼ぶのはためらいがあるようだ。ここにある絵が、「美術作…

ベサメムーチョ

朝刊の死亡記事。メキシコの音楽家、コンスエロ・ベラスケスさんが亡くなった。有名な画家の子孫かと思ったらちがうようだ。「ベサメムーチョ」を作詞作曲した人だ。「ベサメムーチョ」なら知っている。私と同じか上の年代で、「ベサメムーチョ」を知らない…

青色ダイオード

青色ダイオードの発明対価として8億円(利息込み)を、会社が発明者の中村氏に支払うという和解案が成立した。前の裁判で示された200億円とえらい違いで、中村さんは不満なようだ。青色ダイオードの開発に携わった事のある静岡大学の元教授が、朝日新聞にこの…

華岡青洲の母

「華岡青洲の妻」で華岡青洲の母を演じる田中好子さんを見るためにギターの練習を中断してテレビの前に座った。彼女の演技についてはなんとも言えない。10分ほどで見るのをやめたからだ。最初画面に現れたとき、彼女は私に向って、「これ、うそなんです」と語りか…

楽しみ

朝日新聞テレビ欄。NHKで「華岡青洲の妻」のドラマが始まるらしい。姑を田中好子さんが演じる。朝日新聞の記者は、田中さんの演技力を絶賛している。今見る価値のある女優だそうだ。私はテレビドラマをあまり見ないが、たまにつけたとき田中さんが出てい…

「ばあちゃん」

きのう「ばあちゃん」が死んだ。87歳。私の、ばあちゃんではない。昔、会社の賄いをしていた人である。三十年前、すでに立派な「ばあちゃん」であった。見た瞬間、「田舎のばあちゃん」という感じがする。テレビや映画で、「日本のばあちゃん」が必要なとき…

ドクターモニター

朝日新聞の記事。東京女子医大は、東芝メディカルシステムズ等と共同で、手術中の医師の心電図などを監視するシステムを開発した。執刀医に心電図計測装置を取り付ける他、ビデオカメラなどで、医師の精神状態、メスの動きに至るまで別室でモニターでき、医…

圧力

NHKが何年か前に放送した、従軍慰安婦問題を取り上げた番組が問題になっている。その番組では、模擬裁判が行われて、昭和天皇が被告人という設定だったようだ。「模擬裁判」という言葉が情けない。何の緊張感もない言葉だ。「裁判ごっこ」か。趣味の悪い…

アゾレス諸島

新聞の本の広告。「孤独の群島:アソーレス」説明を読むと、マッコウクジラが見られる事などで有名な、大西洋上に浮かぶポルトガルの「アゾレス群島」についての本だ。ずっと、「アゾレス群島」だと思っていたが、「アソーレス」が正しいようだ。あ、そーれすか。…

「忠勇」

「忠勇」というのは父が飲んでいた酒の名前だ。我家にはいつも「忠勇」の一升瓶があった。父がなぜ「忠勇」を飲んでいたのかは知らない。父は、酒の味や銘柄について話したことはないから、たぶん近所の酒屋さんが「忠勇」を扱っていたからだろう。この酒屋さんとは55年…

幸福の科学

電車内のつり広告。「幸福の科学総裁大川隆法著作400冊突破!法シリーズ第十冊『神秘の法』」「法シリーズで十冊も書いたのか!ほう!」などと言う人にはバチがあたります。正直な人だなと好感を持った。ふつうは、400冊も書いたということは隠すと思う。ネ…

日本語

小池清治著「日本語はいかに作られたか」ふつう、こういうことは考えませんね。面白くてためになる本だ。しゃべるのは勝手にしゃべってたのだろうから、書く日本語の話だ。今私がこういう文章を書けるのは、太安万侶と紀貫之と夏目漱石のおかげなのだ。漱石は…

伯母の日記

なんか中途半端で終わった文章があったなーと気になっていた。12月30日に書いた、伯母の日記についての文章だ。日記を保管していた伯母の姉について書くはずだった。前に書いたように、最後に残った伯母は非常に几帳面な、片付けの上手な人だった。90歳で一…

ライブ2

ドラムのIさんがとんでもないテンポでたたき出さないように、危なそうな曲の前には、私が、「次はミディアムテンポの曲です」などと「解説」を入れて進めた。ところが、「恋の片道切符」で、Iさんは違う曲をたたき始めた。これで一応バンドの問題点がすべて披…

ライブ

「THE VINTAGE GOODS」のライブが、生駒駅前のライブハウス「RHEB GATE」であった。リハーサルの時から何人かのお客さんが来ていた。三十代と思えるスタイルのいい美しい女性が、ずっと調子をとりながら聞いていたので、誰かと思ったら、Yさんの奥さんだった。…

今日は本番

いよいよ待ちに待った(誰が)ライブの日である。バンドの名前は、ボーカルのYさんがつけた。「THE VINTAGE GOODS」オールディーズをやるにふさわしい、かっこいい名前だ。名前はかっこいいが、いろいろ問題を抱えている。問題を抱えていると言うより、問題児を…

最後の練習

明日の本番をひかえ、最後の練習。本番と同じようにやってみようと、私のしゃべりを交えて進める。気になったこと。1.三曲めの、「オオキャロル」を始めようとしたら、ドラムのIさんが、「え〜っと、『オオキャロル』って、どんな曲でしたっけ?」と言ったこと…

年賀状

一昨年、東京に引っ越されたお隣のご主人から年賀状が来た。奥さんを亡くされて、八王子の息子さんのところに行かれたのだ。「新年おめで度う御座居ます。当方八十才半ばの高令となり、八王子郊外の息子宅の隣家で半独立の生活をして居ります。長年皆さんと…

バンドやろうぜ!

エレキギターを習い始めたころ、「バンドやろうぜ!」という雑誌を読んでいた。私と同じように、「バンドをやりたい!」と燃えている仲間が全国にいることを知って心強かった。年賀状を見ていた娘が、「えーっ!」と声を上げた。会社の男性が、バンドを始め…

無情の世界

昨日は今年初練習。1/9の本番を控え、ほぼ完璧な形に仕上がったと言えるのだろうか。N君の、「ダイアナ」のサックス、今まで、なんか違うなー、弱いなーと思っていた。ところが昨日は、これだっ!という感じになっていた。先生に吹き方を指導されたそうだ。…

備えあれば憂いなし

スマトラ沖大地震による津波の被害者は十数万人に及ぶそうだ。被害を受けた地域は、津波に関する知識も少なく、警戒態勢も整っていなかったらしい。十数年前、インドネシアで死者二千人という津波があった。その時現地で調査した日本の専門家が、インドネシア…

TVコマーシャル

例年通り、昨日今日は「箱根駅伝」だ。テレビを見ていると、気になるコマーシャルがある。かなり以前から流している、「ソニー生命」のコマーシャルだ。私くらいの年齢の男が二人、庭のテーブルでゆったりと語り合っている。年は私と似ているが、私と違って二人とも…

新春初夢対談:紀宮様大いに語る2

「ありがとうございます。私のキャリアを活かせるご提案だと高く評価いたします。で、条件は?」「は、契約金二千万をご用意いたしておりますが」「まあまあですね」「と申しますと他からも?」「それはまあ、いろいろと」「契約金額としては」「具体的な数字…

新春初夢対談:紀宮様大いに語る1

「明けましておめでとうございます。若草鹿之助でございます。『今日はラッキー!』お正月特別企画として紀宮様をお招きいたしました。内親王殿下におかれましては、ご婚約も整い、殊のほかおめでたい新年をお迎えのことと、国民を代表いたしましてお喜び申…