若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

幸福の科学

電車内のつり広告。

幸福の科学総裁大川隆法著作400冊突破!法シリーズ第十冊『神秘の法』」

「法シリーズで十冊も書いたのか!ほう!」などと言う人にはバチがあたります。

正直な人だなと好感を持った。
ふつうは、400冊も書いたということは隠すと思う。
ネウチないもんね。
大川さんは恥を忍んで公にしている。
いい人だ。

悪い人なら、「構想から二十年、資料の渉猟に年月を費やし、厳しい思索の果てについに沈黙を破って世に問う待望の書」などというところだ。

もっとも、400冊というのはそれほど驚くべき数字ではない。
文章を書くのが苦手な人は、400冊と聞いて、超人的だと思うかもしれない。
たしかに、月に一冊なら三十四年かかる大事業だ。
しかし、週に一冊なら九年で出来る。

それにしても、大川さんの本の題名は画一的で抽象的だ。
もう少し具体的でキャッチーな題名にするべきだと思う。

「台所で出来る即身成仏」「受験に活かす霊界勉強術」「重力はこわくない:体操日本再建への提言」「仏教式ダイエット:先祖供養で10キロやせた!」

創価学会池田大作さんもたくさん本を出している。
池田さんのほうが上かもしれない。
池田さんは、世界の著名人と対談するのが趣味のようだ。
残念ながら、私は読む気がしない。

池田さんと大川さんの対談なら読んでみたい。
日本が生んだ二人の代表的宗教者の対談をぜひ実現させてほしい。
お二人は、対談には前向きの姿勢だそうだが、獄中の麻原被告が念力を送って妨害しているそうだ。

こういう人たちは「尊師」と呼ぶにふさわしい。
ふつうではない。

私は、ギターのS先生のことを「尊師」とお呼びしている。
私など、尊師の黒魔術によって魔界に転生させられた一人だ。
とにかく「音楽が好き!」なのだろうが、ただ音楽が好きなだけで生徒のライブというと駆けつけたり、ビデオをとったり出来るものか。

先日の私たちのライブでもビデオをとっていただいた。
音楽が好きと言うより、生徒がこけるところを見るのが好きなのか。
Yさんが顔を引きつらせて歌ったり、私が指を引きつらせてギターを弾くのを見るのが好きなのかも知れない。

音楽なら何でも好きな尊師が、数年前友人達と雅楽のグループを作られた。
そのグループ名が、「幸福の雅楽

尊師もしゃれに関しては私と同レベルなのだ。