若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

Can you read?

イギリスのジャーナリスト、バーナード・レヴィン(1928~2004)の本を読んでます。 この人の祖父母はユダヤ人迫害を逃れて帝政ロシアからイギリスにやって来た。 祖父は英語を何とか読めるというレベルで、書くことはできなかった。 祖母はまったくだめだっ…

社交界

「社交界」にはエンがないです。 「どんな界やねん?」という感じです。 イギリスの女性社会学者ベアトリス・ウエッブの『私の修業時代』を読んでたら社交界が出てきました。 1858年生まれの彼女は億万長者の娘で15歳で社交界にデビューする。 当時の億万長…

ベアトリス・ウェッブ『私の修業時代』

イギリスの社会学者ベアトリス・ウェッブ(1858~1943)の『私の修業時代』を読み始めました。 好きなジャンルです。 自分が修行するのは嫌いだけど人が修行する話は好き。 そう言うと私がえげつない人間のようだけどちがいますよ。 「私の修業時代」を書く…

英国王夫妻のガスマスクと玉ねぎ

バーナード・レビン(1928~2004)の本を読んでます。 「イギリスで最も有名なジャーナリスト」と言われた人だそうです。 「ジャーナリストの社会的責任」については「そんなもんない!」と断言してます。 「ジャーナリストというのは住所不定の無法者である…

モールス信号

「モールス信号」はよく知ってます。 「トトト・ツーツーツー・トトト」が「SOS」だということだけ知ってる。 「モールス信号」と聞いてぱっと浮かぶのは「嵐の海」です。 巨大な波に今にも飲み込まれそうな船。 船員が脂汗を浮かべて必死の形相で打電する。…

言論の自由

アンソニー・ルイスという人の『言論出版の自由』を読んでます。 アメリカ合衆国憲法修正第1条に「言論出版の自由を制限する法律を制定してはならない」と書いてある。 かんたんでわかりやすい。 しかし、実際に裁判になるとややこしい。 言論出版の自由って…

トランプ現象

トランプ現象というかトランプ旋風というか、アメリカでは大変だったみたいです。 アメリカの政治学者アンドリュー・ベースビッチは本当にトランプがキライだったみたいで『幻想の時代』の中で何度もぼろくそに書いてます。 しかし、学者だけあって冷静にぼ…

モンロー宣言

「モンロー宣言」というのは「私はマリリン・モンローが好き!」と大声で言うことではない。 アメリカの第5代大統領モンローが「アメリカはヨーロッパの政治に口出ししない」というようなことを言ったんですね。 アメリカの古い大統領の名前で知ってるのは初…

アンブラー家の男たち

ジョン・マーシャルの伝記を読んでたら、「アメリカ建国の父」たちは「逆玉君」が多いと書いてあった。 おもしろいと思って読んでたんですがおもしろくない話であった。 貧乏な男が金持ち女性と結婚する話じゃないんです。 ふつうに金持ちの男が無茶苦茶に金…

逆玉

「玉の輿に乗る」の反対で、男が結婚によっていい目をすることを「逆玉」というんですね。 ウチにある国語辞典には「玉の輿」はあるけど「逆玉」はなかった。 ウチにある和英辞典には「玉の輿」も「逆玉」もありました。 和英辞典が新しいということでしょう…

ドイツ憎し

グリン・ジョンズという人の『サウンドマン』という本を読んでます。 この人は1942年生まれのイギリスの「レコーディングエンジニア」で、イギリスやアメリカの超大物ミュージシャン(ビートルズやローリングストーンズなど)のレコーディングを手掛けてます…

J・E・スミス『ジョン・マーシャル』

本を選ぶのにいろいろわけがあります。 この本を選んだ理由はあまり大きな声で言えない。 「むずかしくない英語の本を読みたい」 著者J・E・スミスのアイゼンハワーの伝記を読んで、英語がむずかしくないので好感を持った。 大学教授で歴史学の賞ももらって…

頭良すぎ

デビッド・リリエンソールという人の伝記を読み始めました。 リリエンソールさんはアメリカ人で戦前は官僚として、戦後は実業家として大活躍した人だそうです。 ぜんぜん知らない人なんですが、なんとなく読み始めました。 このひとの一族はスロバキアの出身…

宇宙服裁判

今読んでる本に「宇宙服裁判」が出てきました。 最近本の題名をおぼえられません。 英語の本だと始めからおぼえる気がしない。 1954年ミシガン大学で化学を専攻したドナルド・ウオルマスはタイヤの大手グッドリッチ社に就職した。 初任給365ドルというんです…

エドセル

エドセルというのはアメリカのフォード自動車が1957年に売り出した乗用車です。 社運を賭けた一大プロジェクトで、綿密な市場調査と大々的宣伝にもかかわらず全然売れず歴史に残る名前になってしまった。 企業の失敗の代名詞になってよく引き合いに出される…

コンマ愛好家

時々英語の本を読みますが、コンマが好きかピリオドが好きかと聞かれたらはっきりとピリオドが好き。 「終わった!」とわかるから。 コンマ、コンマでだらだら続くとなにがなにやらわからなくなる。 以前は、「わからなくなる私が悪い」と自分を責めてた。 …

育語日記

デビッド・クリスタル教授の『WORDS WORDS WORDS』読み終わりました。 教授は読者のみなさんに「育語日記」を書くようすすめてます。 「育語日記」と言うのもヘンですけど「育児日記」の言葉編です。 「今日初めて立った」とか「歯が生えてきた」というよう…

『西の魔女が死んだ』

はなちゃんが『西の魔女が死んだ』という本を読んでおもしろかったというのを聞いて、ウチにある本だと勘違いしてしまった。 それも非常に具体的にはっきりと勘違いして、岩波の「海外童話シリーズ」みたいなかっちりした本の形まで思い浮かべた。 他の「海…

未成功

デビッド・クリスタル教授の英語関係の本を読んでます。 英語の本を読んでると、「もっとわかりやすく書けんのか!?」と思うことがよくあります。 「こんなわかりにくい英語を書くなんてよっぽどアタマ悪いんだな」 こういう怒りというか悩みを抱いてるのは…

こんなところに舞の海!

NHK大相撲解説者の舞の海さんの名前が、デビッド・クリスタルの英語論『WORDS WORDS WORDS』に出てくるとは思いませんでした。 クリスタルさんは「英語の多様性」について何度も書いてますがこの本でも取り上げてます。 イギリスにもいろんなお国なまりがあ…

ポーク

デビッド・クリスタル『100語で語る英語の歴史』を読んでます。 100語!? 1ページで英語の歴史を語るのか、と思うのは素人の浅はかさ。 時代を代表する単語を100選んで英語の歴史を語ろうと言うんです。 13世紀代表の一つが「ポーク」。 豚肉です。 イギリ…

「冬のソナタ」

ハワイ大学出版局から出てる「世界史における新旧文明の出会い」という本を読んでます。 いろんな学者の短い論文集です。 前に書いた「食肉としてのイグアナ」もこの本です。 「世界史における新旧文明の出会い」というとすごく大きな話と思うけどすごく細か…

イグアナとビーバーは魚である

いろいろ本を読んでます。 若いころは、読んでる本の題名、著者名、出版社名、値段くらいは頭に入ってた。 今やそういうことは何もわからず読んでることがほとんどです。 題名が何だったか著者がどういう人だったかわからないまま読んでる。 もちろん買うと…

英語は知ってるけど話せない

『英語は知ってるけど話せないというあなたへ』という本を読みました。 英語を話したいと思ってるわけじゃない。 最近、英語についての本を読んでます。 読んで私の英語を何とかしようというのではありません。 英語の人が英語をどう思ってるのか興味がある…

「L」と「R」

『英語しゃべり方教室』を読んでます。 前に読んだ『英語つづり方教室』『英語区切り方教室』とあわせてデビッド・クリスタル教授三部作です。 3冊読んで思うのは、英語はむずかしくてややこしいということです。 日本人にとってじゃないですよ。 イギリス人…

食べながらしゃべる

イギリスの大学の先生デビッド・クリスタルの本を読んでます。 『英語つづり方教室』『英語区切り方教室』につづいて『英語しゃべり方教室』です。 英語の音について書いてある。 先生は発音に関する問題をいくつか出してます。 あなたは「put」をどう発音し…

お宝鑑定

エドワード・モースの日本滞在記は日本のことをほめちぎってくれてるので気持ちよく読めます。 ほめちぎると言っても明治10年代の話だからそう恐縮することはない。 気楽に気持ちよく読めます。 好奇心旺盛で何でも見てやろう何でもしてやろう何でも書いてや…

「今は夜です」

エドワード・モースの日本滞在記を読んでます。 「西郷隆盛の反乱」も出てくるし、「きのう大久保利通が暗殺された」と言う記事もあります。 日本をほめてくれてるのでいい気分です。 明治10年、アメリカから来た学者というだけで強い立場だったと思います。…

日本のハダカ

明治10年日本を訪れたエドワード・モースはいろんなことに困惑してます。 まず、日本の男がふんどし一丁で仕事をする姿が印象的であった。 そして、女性が公衆の面前で赤ん坊におっぱいをやる姿が印象的であった。 これはいつごろまで見られたんでしょうか。…

エドワード・モース『日本その日その日』

1877年、アメリカの生物学者エドワード・モース(1838~1925)が大森貝塚を発見した。 私のアタマに強くこびりついています。 モースと言えば大森貝塚、大森貝塚と言えばモース。 モースにも貝塚にも何の関心もない私のアタマになぜこれほど強くこびりついて…