若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

葬式

朝刊の「週刊朝日」の広告。「駒大苫小牧、甲子園優勝の秘密は氷上ノック」先日私が書いたとおりだ。私は、「氷の上で白球を追う!」などと、とんでもないでたらめを書いたつもりなのに、現実にとんでもないことをしていたのだ。これだから、うかつに「私は…

親子

私がここに書いているのは、「日記」とはいえない。だから、これを読んでも私と言う人間については分からない。これを読んで、私のことをふざけたほら吹きだと思う人はまちがっている。私は、ここでふざけてほらを吹いているだけであって、ふざけたほら吹き…

お知らせ

閉鎖していた、「ある職業婦人の日記」、再開しました。私の伯母が遺した、大正12年から、約60年にわたる日記です。http://www16.ocn.ne.jp/~fobasan/読者の方から、ウイルスに感染しているからすぐ閉鎖しなさいと言われて、あわてて閉鎖したものです。私のホ…

アヌシュ選手ドーピング疑惑の真相

アテネオリンピックのハンマー投げ金メダリスト、ハンガリーのアヌシュ選手のドーピング疑惑問題が浮上し、IOCによる聴聞会が実施されることになった。若草鹿之助商店オリンピック事業部の調査によると、この聴聞会で、アヌシュ選手は爆弾発言をする可能性が…

「捕虜」

パウル・カレルとギュンター・ベデカーのこの本は、第二次大戦中に捕虜になった約1100万人のドイツ人の記録である。この本を読んで先ず驚いたのは、この本が西ドイツ政府の記録を元に書かれたということだ。1956年に最後の復員兵が戻ると、西ドイツの「難民、…

「明るい会」

駅前で政治家がよく演説をしている。最近、民主党の若手国会議員Mさんも何度か見かけた。この人は子供が多い。5人だったか6人だったか。夏休みということで、そのつど、子供たちにビラを配らせていた。可愛いお手伝いでほほえましいと言いたいところだが、…

ずぶ濡れ状態の写真

バス停に掲示板がある。いろんな張り紙がある。「夏休みに太極拳をしませんか」「合唱団員募集」一番多いのが、「犬を保護しています」「犬を探しています」というものだ。何ヶ月も前から、「犬を保護しています」というAさんの張り紙がそのままになってい…

ヘンな名前

オリンピックなどの楽しみの一つは、「ヘンな名前」だ。「ヘンな名前」と言っても、「日本人から見たヘンな名前」であって、むこうの人にすれば、「ほっといてちょーだい」だ。「ヘン」ではないが、私にとって気になる名前は、ケニヤの女子マラソン選手「オ…

夢の金メダル

私がヤマハの発表会の前に悪夢にうなされるのだから、オリンピックの選手たちはさぞかし恐ろしい夢を見ていると思う。そういう特集をしてもらいたい。棒高跳びの棒がふにゃふにゃになって尻餅をつく、三段跳びで踏み切ったら地面にめり込む、マラソンでスタ…

スポーツとカネ

昨日の高校野球の決勝戦は、北海道を応援した。半年は雪に閉ざされ、恐ろしい雪嵐がうなりを上げるなか、ツキノワグマの叫びにおびえながら、ユニフォーム、ヘルメット、グローブ、ベースに「ホカホカカイロ」を詰め込み、流氷に閉ざされ凍りついたグランド…

息子の忠告

夏休みで、大学生の息子が家にいる。昨日の夕食の時、「赤ちゃん、遠慮せず」の話をした。私の話を聞いて息子が言った。「おやじ、おれが小学生の時、ダイエイで小さな男の子の頭さわったやろ。前からよくよその知らない子を触るけど、やめたほうがいいで。変質…

赤ちゃん、遠慮せず

バスの座席で、野上弥生子の「迷路」を読んでいた。「我輩は猫である」と「迷路」は繰り返し読んでいる。何度読んでもそのたびに新鮮な感銘を受けるのは、私がすぐ忘れるからだろうか。「迷路」こそ、日本の小説の中の、名作中の名作である!と声を大にして叫びた…

北島選手は河童だ

「スポーツを見る」ということについて考えさせられたのはかなり昔のことだ。当時、NHKの大相撲の解説は、神風正一さんと玉の海梅吉さんだった。対照的なお二人であった。風貌は、神風さんが「紳士」なら、玉の海さんは「野武士」。話し方などから受ける…

アテネオリンピックを見ていない

へそ曲がりではない。見ているようで見ていない、と思う。柔道の専門家から見れば、私がテレビで柔道を見ているのは、見ているうちに入らないだろう。私たちはただ、勝った負けたと騒いでいるだけなのだろう。とはいえ、騒いでもらわないとさびしいし、営業…

朝日新聞の一面で「おお!」と叫ぶ

朝、駅でベンチに座っていると、隣に私と同じような年恰好の男性が座った。折りたたんだ新聞を広げて読み始めたとたん、「おお!」と叫んだ。見ると、朝日新聞の一面だ。私もさっき読んだばかりだ。一面トップがなんだったか忘れたから、叫ぶほどのことでな…

「プロジェクトX」を見る:PART2

「さあ、石川さん、この金庫を前にして、どうなさいましたか」「ま、相手はコンピュータですから、なんとか狂わせにゃいかんと思いました。ふと思いついたのが静電気です。静電気で狂わせようと。で、上着の袖で金庫をこすりました。2時間くらいこすったと…

「プロジェクトX」を見る

企業戦士達への弔辞のような番組だ。弔辞の中では誰もが立派だ。で、見ると感激する。先週も感動的だった。「今日のお客様は、石川五左衛門さんです。石川さんは泥棒一筋50年。代々の泥棒一家という恵まれた環境で、幼い頃からその才能を注目されておりました…

ギリシャ盆

テレビでギリシャのお盆を見た。アテネからの中継だ。迎え火を持った人が走っていた。じっとしていられないないのだろう。ギリシャのお盆がこれほど盛大だとは初めて知った。地方からアテネに帰ってきた人たちが大勢集まって、巨大な迎え火をたいて待ってい…

渡辺オーナー辞任の真実

読売巨人軍の渡辺恒雄オーナーが、巨人軍スカウトの裏金問題の責任をとって突如辞任した。朝日新聞一面トップの大ニュースである。社会面でも大きく取り上げている。小泉首相が辞任してもここまでやるかと思う扱いだ。今日の朝日新聞は、この問題と、通常のス…

縞模様

新聞の書籍広告。「縞模様の歴史」そんなものがあったのか。中世ヨーロッパでは、縞模様は異端のしるしだったそうだ。この本の続編は、「水玉模様の歴史」である。と思う。昔、「縞模様の霊柩車」という小説を読んだことがある。題名が印象的だ。内容は全く覚え…

母さんが何度も言ったこと

昨日の帰り、駅への商店街を歩いていると、むこうから女の人がケイタイで話しながら早足に歩いてくる。私は、彼女が発する、かすかな「ヘンな人光線」を感じた。40歳くらいの小柄な女性だ。髪の毛はショートカットで、メガネをかけて、半そでのポロシャツに黒…

とにかくサッカーが悪い

くどいようだが、悪いのはサッカーだ。北京であろうが重慶であろうが、マラソンや水泳の大会で日本選手にブーイングが浴びせられるとは思えない。もうすぐアテネオリンピックだが、何のためのスポーツか考えてみるべきだ。スポーツが健康に悪いことははっき…

北京大ブーイング。やっぱり悪いのはサッカー

重慶に続き北京でも日本チームが大ブーイングを浴びた。中国の反日教育がどうだとか、相変わらず表面的な見方をする人が多い。何度でも言う。悪いのはサッカーだ。サッカーの始まりは、中世イングランドである。農民たちの土地争いに決着をつけるため、村中…

年をとるということ

婚礼や法事の楽しみのひとつは、お年寄りに会えることだ。「年をとったいい顔」というのがある。40年や50年生きていたくらいではとても実現できない顔だ。どんな婚礼や法事でも、何人かはそういう顔の方がおられる。昨日もそういうお顔を拝見できた。どこで…

結婚式

今日は、丑之助君と美☆ちゃんの結婚式だった。二人は、尊師のボーカル科の生徒だ。私は、二人は単にそういう関係だと思っていたので、「結婚」と聞いたときは少々驚いた。私は付き合いの初めから知っているし、二人とステージをともにしたこともある。そういう…

金メダルへの水着

テレビでオリンピック関連の番組が多い。昨日は、競泳用の水着や、マラソン用の靴の開発について放送していた。競泳用の水着は、水の抵抗を少なくするため大変な努力をしている。「鮫肌水着」の胸の部分に、小さな突起をつけることで水の抵抗が減り、渦がで…

「現代オランダ語入門」

新聞の書籍広告。わざわざ「現代」と断ってあるのが不思議だ。単に「オランダ語入門」とすると、「中世オランダ語」に入門したい人が、間違って買ってしまう恐れがあると思って、「現代オランダ語入門」という題にしたのだろうか。この本を買う人は10人くら…

不浄観

朝のバス停。70代と思える夫婦がベンチでバスを待っている。旅行かばんを持って、バスの来るほうを首を伸ばして見ている。ほほえましい。バスが来た。私は、夫婦に続いて乗り込んだ。このバスはすいている。席もほとんどあいている。二人仲良く並んで座ると…

飛ぶ鳥を落とす

今月号のギター雑誌の「メンバー募集」「クリスチャンロックをやりたい」なんじゃ、それは?この人はクリスチャンで、日曜には教会に通っている。「ガンズやエアロやモトリー」といったバンドのファンで、「歌詞はあくまでキリスト的なものにしたい」そうだ…

トリプルバカ

子供が嫌いという人も少ないだろうが、私はかなりの子供好きだと思う。父が子供好きだったし、祖父もそうだったらしい。遺伝か。「子供好き遺伝子」というのがあるのだろうか。昨日の帰り、駅の近くに小さな子供をつれたお母さんがたくさんいた。駅前の市民…