散髪に行きました。
白内障の話になった。
私は6月に手術ですが主人は同じ眼科医院で10年ほど前に手術してる。
私の担当は若先生ですが主人は大先生(おおせんせい)にしてもらった。
大先生は腕はいいけど口が悪くてこわいので有名です。
「いつまで生きるつもりだ」「これから嫁に行くのでもあるまいに」などと言われて悔し涙を流した高齢女性患者は多い。
そんな話を聞いてたので若先生に当たってほっとしました。
さて、散髪屋の主人の話です。
主人は「心房細動」の持病がある。
心臓が止まるそうです。
4秒くらいだと平気。
7秒止まると気絶する。
気絶するときは床に体がめり込んでいくような感じだそうです。
白内障の手術の時、そのことは伝えてあった。
看護婦さんがそばについて心臓の様子をチェックしてくれた。
1回目は無事に済んだ。
聞いていた通り20分ほどの手術だった。
2回目。
手術が始まってまもなく、看護婦さんの声が聞こえた。
「せ、先生!心臓が止まってます!」
「えっ!」
ちゃっちゃかちゃっちゃっちゃ~!
手術は10分もかからず終わった。
さすがの大先生もここで死なれたら一大事と思ったんでしょうね。
さすがの大先生、目はだいじょうぶでした。