若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

先立つもの

高校でいっしょだったW君からメールが来た。『今日はラッキー!』で取り上げた人である。髪型服装自由の我が校にあって、東大入学までは髪の毛を伸ばさないと宣言、丸刈りで通した人だ。三年の時いっしょの組だったが、特に親しいわけではなかったから、私…

書評

ブイツーソリューションのランキングを見る。登場と同時に急上昇していた『今日はラッキー!』は、一気にトップに出ることはせず、ペース配分を考えて現在229冊中122位という好位置をキープしている。歳末商戦での売り上げが期待できるなと思って、ふと星印…

何が言いたい?

朝夕、駅前にいろんな人が立つ。議員が多い。これはわかりやすい。名前をおぼえてほしいのだ。何が言いたいのかわからない人もいる。かなり前から、夕方、派手な服を来た70代と思える女性が駅前に立っている。改札口を出る私たちに向かって、「こんにちはー…

「ある意味では」

「ある意味では」、というのもわかったようなわからんような言い方である、とかねがね思っていた。おなじみ、県会議員のTさんが使うとこうなる。今朝も駅前で演説。「ここ、学園前駅南地域は、ある意味では高低差の激しい、道路のせまい地域でございます」…

「花舞台」2

リハーサルの時見た宝塚のDVDの主役は「しぶきじゅん」という人で、いかにも「主役」「トップスター」という目つきをしていた。どんな目つきかと言われても困るが、ふつうじゃない目つきだ。ふつうじゃないと言っても、ヘンな目つきではありませんよ。ヘ…

「花舞台」

さて、問題の宝塚歌舞伎レビュ−テ−マソング、Iさんとヤマハが誇る猛女じゃなかった美女四人、リンダさん、うっちゃん、いずちゃん、Uさんが歌って踊る「花舞台」である。うれしがって出番のずっと前から着物に着替えてうろちょろしていた。Uさんは、「ウ…

発表会

今回は三曲。一曲めは、高校二年生のK君が歌う「ゆず」の曲で、アコースティックギターで伴奏をした。ハーモニカがややや君という、青春の歌らしくないメンバーだ。曲名、忘れました。なんと、トップバッターである。客が入る前からステージで待機していた…

写経

写経は誰でもどこでもできる。「インターネット写経」というふざけたことを考える人もいるだろうと思ったら、案の定いました。画面のお手本を見ながら打ち込むのである。お手本はプリンターで打ち出すこともできる。薄墨色で出てくるそうだ。手軽な仏道修行…

日舞指導2

宝塚歌舞伎レビュー総踊り練習中のスタジオに戻った私が見たものは「自由の女神」であった。Uさんが、Iさんの動きを目で追いながら、直立して右手を突き上げている姿が、ニューヨーク港で旧大陸において迫害された人々を迎えるちょっと太目の自由の女神に…

日舞指導

昨日は23日の発表会のためのリハーサルが、ヤマハ難波センターであった。リハーサルは無事終わった。本番は無事終わらない。私は、呪われた星の下に生まれたのだ。尊師から、Iさんが宝塚の曲を歌うと聞いて驚いた。宝塚の歌舞伎風レビューのテーマソングを…

代読

昨日の朝も、県会議員のTさんが市会議員のYさんと共に駅前で演説していた。水曜だけだったのに、最近いやに気合が入っている。「皆様のあたたかい御支援をいただきまして、こうして毎朝各駅の駅頭に立ちまして、ごあいさつ申し上げるようになって早や九年…

カントリーワールド

掲示板に登場の清水さんは、カントリーワールドの人である。清水さんを知ったのはY森さんのおかげだ。Y森さんが、私たちのバンドのライブで、パット・ブーンの曲を歌うというので、司会役の私はネタを仕入れるためインターネットをのぞいた。その時、清水さ…

代行

朝のNHKTV「まちかど情報室」「運転」や「家事」など、おなじみのもの以外にいろんな「代行業」がある。結婚披露宴二次会幹事代行。二次会というのは、友達が取り仕切るのがふつうだそうだが、それでは友達に負担がかかる。そこで、業者が友達のようなふりを…

ハムはダメ

プロ野球日本ハムファイターズを批判しようというのではない。倉敷からの帰りの新幹線で、車内販売の女性がワゴンを押してやってきた。私たちの座席の横で止まった。後の席の男性がなにか買うようだ。「そのサンドイッチはハムが入ってますか」「は?・・は…

倉敷対奈良

初めての倉敷である、と力むまでもなく、めったに奈良大阪を離れない私にとっては、ほとんど日本全国どこも初めてである。倉敷の地元の方と話す機会があった。70代と思える気のよさそうな男性であった。どこから来たのかと聞くので、奈良と答えたら、ぎくっ…

大原美術館

倉敷に行ってきました。昨日はまず「後楽園」を見物。後楽園は広いと思いました。入り口を入ったすぐのところに池があって、歴代藩主が愛したというたくさんのニシキヘビがうじゃうじゃと泳いでいたのなら恐ろしいが、歴代藩主が愛したのはニシキヘビじゃな…

雰囲気情報コミュニケーション通信装置

日刊工業新聞。ジーエスユアサインダストリーは、離れた場所にいる人の環境や感情などを、光の色でリアルタイムに伝える、「雰囲気情報コミュニケーション通信装置・障子」を開発した。「雰囲気情報コミュニケーション通信装置」と聞いただけで、アホかいな…

見よ!電柱に熊が・・・ん?

朝日新聞奈良版の広告。「仏教相談センター」心あるお坊さん達が、悩みを抱える人たちの相談に乗ろうというのであろうか。漫画がかいてある。一休さんのようなかわいいお坊さんが、「僧侶と話しませんか」と言っている。う〜ん。親しみは感じるが、この子に…

母の友達

今朝も、県会議員Tさんが駅前で演説していた。連日連夜、ではなく連日連朝だ。選挙でもないのにどうしたんでしょうか。「・・・皆様方に深くおわび申し上げますとともに、710年、ここ奈良市に新しい都、平城京が設置されました時の、すがすがしい気持ちにた…

公共交通機関

朝の駅前で、珍しく県会議員のTさんが演説していた。だいたい水曜なのである。この日記の登場人物の中では、Y森さんとならんでファンが多い。というか、私がファンでよくとりあげるというべきか。いつも違うことを話しているので、話題豊富と言いたいが、…

モーツァルトの愛した響き

朝日新聞朝刊。「ポール・モーリア氏死去」「恋は水色」などで有名な人であるが、「69年から98年まで、日韓両国で計1200回の演奏会をこなした」?日本と韓国だけの人だったのか。同じく朝日朝刊。「観光都市奈良、宿泊客は苦戦」奈良の旅館とホテルの客室数…

兄弟

テレビのニュース。葛城山に登ると言って、昨日の朝家を出た兄弟が夜になっても戻らないと、家族から捜索願が出された。また子供か!胸が痛む。ところが、この兄弟、兄が88歳、弟75歳と聞いて、なんだかうれしくなる。遭難で喜んではいけない。心配すべきで…

青木茂『書痴、戦時下の美術書を読む』

「書痴」とはどんな人か。約半世紀にわたって、ほぼ毎日本を買っている人だ。青木さんは、出版後十年たってなお魅力のある本だけが読む価値があると思っているから、買うのはほとんど古本である。専門は、「近代美術」であるが、画集が出ていたり、「日本の…