ブイツーソリューションのランキングを見る。
登場と同時に急上昇していた『今日はラッキー!』は、一気にトップに出ることはせず、ペース配分を考えて現在229冊中122位という好位置をキープしている。
歳末商戦での売り上げが期待できるなと思って、ふと星印に気づいた。
「書評」の印ではないか!
おお!どなたかが書評を書いてくれたようだ。
見るとなんと二人も。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4434082671/sr=1-122/qid=1164759377/ref=sr_1_122/503-5187445-8294361?ie=UTF8&s=books
「本」を出版しただけでも一人前になったような気がしたが、「書評」となるとさらに一人前で、二人前という感じだ。
お二人の書評を読んで、似てるとな思った。
同じ本を短い文章で紹介するのだから似ていて当然か。
私の文章は「関西派」ということになるのだろうか。
自分としては、地域性のない「ポップなシティ派」だと思っているのであるが。
「清涼剤」というのも気になる。
ほめ言葉のようでもあるし、「ラムネみたいで後でげっぷが出る」ということかもしれない。
大勢のかたから、手紙やはがきやメールで、感想をいただいた。
反応があるのはうれしいし、ほめてあるのでなおうれしい。
悪く書いてきたのは、高校時代の友人Tくんだけだ。
短いはがきであったが、「読む価値がない」という内容だった。
署名入りで面と向かってこういうことはなかなか書けない。
『今日はラッキー!』読書感想文コンクール特別賞を授与したい。
インターネット書評は匿名なので好きなことが書けると思う。
どんどん書いてほしい気もするし、心配でもある。
悪口がいやなのではない。
悪口歓迎。
ただ、単純な「あほ」「ばか」はだめですよ。
たとえば「イケメンだと思ってうぬぼれるな」とか、「あふれるような才能が充分発揮できていない」とかの辛口批評は歓迎だ。
アマゾンランキングというのも出ている。
353267位だそうだ。
頭がクラッとなるような数字だ。
三十五万三千二百六十七位。
書き直してもいっしょか。
参拾伍萬参千弐百六拾七位。
これだとありがたそうだ。
『今日はラッキー!』参拾伍萬参千弐百六拾七位。
仏教書みたいだ。
合掌して言おう。
おかげさまをもちまして、拙著『今日はラッキー!』は、参拾伍萬参千弐百六拾七位でございます。