わが故郷東大阪市の小学校が、運動会で七段ピラミッドを作るというので問題になってます。
まだやってるんですね。
以前から不思議に思ってたんですが、労働安全衛生法というのがあって「高所作業」の安全性について細かく決めてるのに、小学校ではやりたい放題なんですね。
労働現場と教育現場は違いますが、労働安全衛生法の規定を守ると地上2メートル以上の現場では足場か安全ベルトが必要です。
相手が小学生ということを考えると、地上1メートル以上で足場と安全ベルト両方必要かもしれない。
七段ピラミッドをやるなら、七段の足場を組む。
まあ、ひな壇みたいなもんです。
一段ずつ子供を並べる。
上のほうの段の子は安全ベルトを着ける。
こういうことをしないのは、学校安全衛生法で「高所授業」について決まってないからでしょうね。
あと、子供が骨折とかしたときの責任の所在がはっきりしてないんじゃないでしょうか。
私が自治会の役員として公民館分館の「防火管理者」になったとき、消防の人から「分館が火事になって被害が出て裁判沙汰になったら、真っ先に呼ばれるのはあなたですよ」と言われてびっくりしました。
「一日二十四時間一年三百六十五日、あなたが責任を負ってるんです!」
ひえ~~~!
行って来いと言われて「防火管理者講習」に行っただけなんですよ。
無給なんですよ。
七段ピラミッドの責任者って誰なんですかね。
「あなたです」「ひえ~~~!」では困りますよ。